エムズ日記をご覧のみなさま、はじめまして。
4月よりMs建築設計事務所に入社いたしました、髙田 颯斗(たかだ はやと)と申します。
よろしくお願いいたします。
今回はじめてMs日記を担当いたします。
私は、Msとは縁の深い大阪工業技術専門学校(通称:OCT)出身で、学生の頃からアルバイトとしてMsに顔を出しておりました。
なのでMs日記やInstagramには何度か登場しているのですが、ご存じでしょうか。最近では小西さんの日記「3月はインターン生が続々と。」にも書いてもらいました。
アルバイトの頃は主に模型作成を担当していました。私の作成した模型がこちらです。
(テーブルに置いてあります。来所された際はぜひご覧ください!)
これは軸組模型です。
伏図を読みながら作成していくのですが、初めの頃は図面を読むことができず苦労しました。
しかし、少しずつ図面が読めるようになってくると、模型作成もはかどり、楽しさが湧いてきます!
1/30で作るので、完成した時の大きさもさることながら達成感も大きいです!
Msスタッフとして初回の日記ですので、Msに出逢ったきっかけと私の経歴も簡単に紹介します。
私は、ものづくりが好きだったことから滋賀県内にある大学の建築学科に入学しまして、そこで授業を受けるうちに建築をもっと好きになりました。しかし、大学の環境にうまく馴染めず中退することにしました。中退というのは良いことではないと思われていて、私自身も最初は後ろ向きな考えになっていました。しかし、大学で積極的に建築を学べなかった私は、もっと意欲的に学べる環境があるのではないかと思い、OCTに入学しました。
OCTの中でも建築設計学科という学科に入ったため、大学とは全く違う環境でした。同い年の人がほとんどである大学に比べて、OCTの建築設計学科は大学を卒業・中退してきた人や、社会人として働いていた人や留学生など、本当にみんな年齢もバックグラウンドもバラバラです。そんな環境で私は同級生や先生方、他にも関わってくださる方に恵まれて意欲的に建築を学ぶことができました。
Msに出逢ったのもそんな環境のおかげだと思っています。OCTに通い始めた6月頃、設計事務所の仕事を自分の目で見てみたいと思いました。事務所が自宅と目と鼻の先にあることもあり、先生に紹介してもらったのがMsでした。文子さんは何もわからない私を、はじめはインターンとして、その後はアルバイトとして迎えてくださいました。
それから他にもいくつか設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどでオープンデスクをさせていただいたのですが、「木造住宅の設計をしたいこと」と「設計の仕事からだけではなくMOKスクールや住宅医をはじめとした様々な活動からも学べる機会が多いこと」に魅力を感じ、Msで働きたいと文子さんに伝えました。そして大変うれしいことに、今度も快く受け入れてくださったのです。
他にもMsとは色々な縁がありました。
OCTの恩師が「縁」をとても大切にする人なので、私もその影響を受けて最近は、なにか明確なことではなくても、小さなことでも、つながりがあるということに感謝し、そこに幸せを感じています。
きれいに花開いたMs事務所のお庭のハナミズキです。
私は植物に詳しくないのですが、今の時代は便利なものが多く、写真を撮るとなんという植物か判別してくれるアプリがありまして、ハナミズキだとわかりました。
そして、ハナミズキの花言葉は「感謝」です。Msとの縁に感謝して、これから頑張っていきます。
大変なこともたくさんあるかもしれませんが、その分ワクワクすることもたくさんあると思うとこれからが楽しみです!
みなさん、これからどうぞよろしくお願いいたします。
髙田颯斗