初夏の爽やかなころ、4月からの新しい環境にも慣れた頃ではないでしょうか?
さて、ホッと一息。事務所の大掃除(メンテナンス)を行いました。本日はその様子をご紹介いたします。
打合せ室の薪ストーブの裏側の外壁です。(煙突側)
グラインダーという錆とり専用の研磨道具を使って小庇のスチールを磨いているのは新入社員の小西さん。
こちら研磨後です。一見更に汚れたように見えますが、表面の塗料ごと削り取った為、赤く見えています。研磨面は触れてみるとツルツルとした手触りです。表面が平になった証拠です。
マスキングテープで養生し、塗装面以外に塗料が付かないように保護していきます。グレーの塗料を塗りました。きっちり研磨したので、綺麗に色が乗っていますね!塗りむらなく綺麗に塗ってくれています。
研磨前とは一目瞭然!塗装が完了しました。
続いてMsの木材保管庫の扉です。カビがこびりついています。
Msでは引き渡した際に住まい手さんにメンテナンスボックスをお渡ししているのですが、その中に入っている「カビスケ」を使用し、カビ取りを行いました。
外壁木部は雨ざらしとなり、やはり汚れやすくなってしまいます。
文子さんとスタッフ濱田さんが木材倉庫の扉のカビ取りを行っています。希釈したカビスケをハケでしごいていきます。
既に塗った箇所のカビは取れ、渋く変色した板目の木目が姿を現しました。
続いて数年前の台風で外れてしまった、杉板の張り直しを行いました。(防水シートがチラッと…
同じ巾の杉板があったので綺麗に施工することができました。
杉板の補修が終わり、カビスケが乾いたころ、濱田さんが塗っているのは耐候性に優れたオイルステイン系の外壁塗料。
塗料が木材の内部まで浸み込み、木材の劣化を保護してくれます。表面には塗料の膜ができ、木材の汚れを保護してくれます。
メープルという色を塗りました。最近のMsの推しの色です。これにてメンテナンス完了です。
木材、家に愛着を持っていただく為に、メンテナンスを積極的に行うのはMsが重んじる設計テーマの1つですが、スタッフとしてその志しを再認識できた1日となりました。
事務所も綺麗になり心も晴れ晴れ!これからの梅雨シーズンを乗り越えることができそうです!
中尾