Loading...
わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2023.10.28

自家製ジンジャーシロップを作りました!

Ms日記をご覧のみなさま、こんにちは。少し冷たい秋風が吹くようになってきました。事務所からの帰り道に夜空を見上げるとオリオン座が見えるようになり、秋の夜空はやはり澄んでいてきれいだな、なんて思いながら帰っています。

さて、今週のエムズ日記では、旬の新生姜で作った自家製ジンジャーシロップの作り方をご紹介いたします。まず、なぜジンジャーシロップを作ろう!となったかと言いますと…。9/1ー9/2、MOKスクールの真壁志向クラブで開催した高松ツアーに遡ります。このツアーでは六車工務店さんの竣工物件や事務所、加工場などを見学させていただきました。9月初旬でまだ暑かったこの時、事務所の2階の六車さんのご自宅でいただいたジンジャエールがとても美味しかったのです。事務所に戻ってきて、スタッフの間であのジンジャーエール美味しかったよね…。という話になり、作ってみよう!となりました。新生姜を買いにき、早速作ってみました。美味しいジンジャーエールができました。でも、何か足りない、あの時と何か違う…。ということで、ツアーを経て連絡を取るようになった六車工務店の設計のスタッフさんを通じて、ジンジャーシロップの作り方をお聞きしました。早速、教えていただいたレシピで作ったのでご紹介していきたいと思います。

まずは、新生姜を買ってきて、土を落としてきれいにしていきます。皮付きのままで大丈夫です。親生姜で作っても良いそうですが、まだ少し旬で市場にあった新生姜で作ることにしました。みずみずしくて色もきれいなので、すでに出来上がりが楽しみになってきます。

きれいに生姜を洗えたら、今度は薄く切っていきます。シロップを作った後の生姜は、佃煮やガリにするのでなるべく薄くスライスします。スライスした生姜は、砂糖と混ぜ合わせます。砂糖と生姜は、同量です。ここまでできたら、水分が出てくるまで3〜4時間おいておきます。

置いておくと写真のようにどんどんと水分ができます。水分が出てきたら、火にかけます。沸騰する直前で弱火にし、シナモン、クローブ、カルダモン、ブラックペッパーのスパイスを加えて弱火でしばらくコトコト炊きます。事務所中、いい香りがしてきました。

時々あくをとって様子をみながら、煮出します。スパイスと生姜のいい香りで、早く飲みたくなってきます。煮出し終わったら完成です。

炭酸水と柑橘系の果汁で割って事務所にいたスタッフでいただきました。飲んですぐに、美味しい!これだ!と、声が上がりました。六車工務店さんに教わったジンシャーシロップ、とても美味しく作ることができました。これから、次第に寒くなっていくこの季節、自家製ジンジャーシロップで体もほこほこと温まり、風邪対策にもなります。季節のものでたびたびシロップを作るMs事務所に新たなシロップが加わりました。

そして、前回作った時に好評だったガリと佃煮を今回も作りました。シロップにした後の生姜は、口にするとまだまだ辛味が残っています。ガリ好きなスタッフのために、煮出した後の生姜からスパイスを取り除き、お酢につけます。ガリになるまで7日〜10日前後かかります。と、お伝えするのですが、待ちきれず酢につけたばかりのガリを口にするのは、生粋の生姜好きの中尾さんです。まだ全く浸かっていないだろうガリを美味しいと食べてくれるのは嬉しいようなもう少し待って欲しいような…。でも、それぞれ一番美味しいと思うタイミングで食べてもらえるのが何より良いような気もします。つけ終わった後の酢は、少し甘みがあるので、寿司酢にもなります。

そして、もう一つ好評だった佃煮。煮出した後の生姜を千切りにして、お酒、みりん、醤油、少しの砂糖を加えて煮詰めます。時々、ふみこ食堂でも出していただいていますが、今回は、ちりめんじゃこを入れたらもっと美味しくなる!というスタッフの言葉を受けて、ちりめんじゃこも加えました。確かにさらに美味しくなりました!新米の季節がやってきてお米もおいしいこの季節、ご飯のお供にはぴったりです。

建築も料理も似ているところがたくさんあると感じます。一度使った材料は、余すとことろなく大事になるべく使い切ること、使う人、食べる人の顔を思い浮かべながら作ること。この感覚を忘れずに建築もそして時々料理も続けていきたいなと思います。

 

Msスタッフ小西