Ms日記をご覧の皆様
何かとそわそわしてしまう、年の瀬から中尾が担当いたします。
さいたま市K邸の現場レポートを今週のMs日記といたします。Ms日記では、しばらくぶりの登場です。現場はどんどんと進んでいますので、ダイジェストをお届けします。
前回の記事はコチラから↓↓↓
・久道工務店 訪問記
・~さいたま市K邸 建て方~
・~さいたま市K邸 現場より~
現場は内部造作工事に差し掛かり、外壁の仕上げ工事も開始しました。
内部造作工事の紹介からです。写真手前が大工の加藤さんで、奥が親方の久道さんです。いつも大変ありがとうございます!
こちらの写真は2階を上がったダイニングキッチンの空間です。天井が高く、開放的な空間です。登り梁が見えるこの空間が私はとても好きです。アールの入り口が見えておりますが、2階水廻りへアクセスする導線です。とてもかわいいですね!
久道さんの仲間で応援に来てくれている横山大工さんが、浴室の内部仕上げにヒバの板を張っています。ヒバは住まい手さんご指定の木材で、心材、辺材ともに色の差はほぼなく、統一感があります。淡い白色がとても綺麗です。在来工法の浴室になるのですが、防水層の考え方が難しく、造り手さんとのコミュニケーションがとても重要になってくるので、在来浴室は納まりの勉強になります!
外壁工事の紹介です。今回、K邸の顔となる妻側の写真です。モルタルを塗る際、「ファイバーメッシュ」という、繊維系のシートを埋めこんでいます。セメント・水・砂で現場で練ったモルタル壁は乾燥の工程で割れ(クラック)が発生しやすくなりますが、「ファイバーメッシュ」がクラック防止の役割を持ちます。
続いて、個室の造作工事の紹介です。机が据えられました。机の天板には、ブラックウォールナット(黒胡桃)を使用していただきました。久道親方のかっこいい家を造りたいという想いから、立派な広葉樹1枚板のストックが加工場に沢山あります。適材適所この広葉樹達が、親方の想いに十分応えてくれています。針葉樹にはない、色合いが空間を彩ります。ブラックウォールナットは、クリアオイル(自然塗料)を施すと、更に美しい色に仕上がります。
こちらの写真はといいますと・・・
久道さんの加工場に眠っていたタモ材の写真です。こちらの材はK邸の階段側桁として脚光を浴びました。(とても立派な板です!)
側桁用に木取りをし、表面を削ると、美しい木目が露わになりました。(めちゃかっこいいです・・・
側桁の加工を行ってくださった加藤大工さんはさぞかし、プレッシャーだったと思います(汗・・・
しかし、この存在感!間違いなくかっこいい階段室が完成します。仕上がりが楽しみでなりません!
さいたま市K邸の引き渡しまで3か月を切りました。現場は順調に進んでおります。今年の中尾のMs日記は最後となります。K邸の様子は、Msのインスタグラムにもアップしているので、良ければ、インスタのフォローもよろしくお願いいたします。それでは来年も引き続きよろしくお願いいたします!
スタッフ中尾