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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2011.10.25

リフォームの先導的診断―木造建築病理学2011@岐阜県森林文化アカデミー

現在、木造家屋の1/2以上の住まいが現代の基準(温熱・断熱・耐震・バリアフリー)含めた性能が未熟となっています。リフォームというと模様替え的な安易な工事と思いがちですが、ここでいうリフォームは分かりやすくいうと「木の住まい」の再生プロジェクトです。外科的に住まいを診断します。レントゲンをとり、血液検査を行い、内面から診断して治療するが如く、住まいも専門医が治療する形をとるのです。

タイトルは住まいの詳細調査と診断結果です。

CIMG3798  CIMG3799のコピー

この赤いファイルは、調査員約15~20名が丸一日かけて床下から屋根裏まで調査した結果の診断レポートになります。A4サイズで200頁にわたる詳細な報告書です。住宅医ネットワークという団体が、上記の事業を統括する団体であり、代表は三澤文子が務めています。3年連続で国土交通省の長期優良住宅先導事業の採択(既存住宅等の改修)を受けている団体は数少ないのです。

前置きが長くなりましたが、その改修方法をここアカデミーで実践で学ぶのです。とても美しい環境の木造学校の中で学べるのです。ちなみに私もここで学んでいるのです。科目履修生として短期集中の講義を受ける為、私も昨年入学しました。入学と言っても春の2日間、秋の2日間を2年間学習するのですが、中身がハードです。そして試験もあるのです。この年で、というのもなんですが嫌です。。。点数で区別されるような年ではありませんので。

DSC03545 美濃市内にある豊かな森の中にある木造スタジオ。うらやましい限りの環境と教授陣です。

DSC03546 

赤い実をつけた樹木もあり秋の山里の雰囲気です。

DSC03538 

生徒は30代~50代までが多数ですが、社会で先導している仕事人ばかりです。

DSC03539

紅一点の以前ツキデ工務店に勤めていた西野さん。今は滋賀の工務店にお勤めです。

手前は尾道からきた米田さん、ベテランです。

長く実施されていた方が、ここアカデミーで再度学ぶことに意義があります。

DSC03541 

仲良く写ったツーショット。左が三澤文子さん(住宅医ネットワーク代表)、右が河本さん、共に講師です。

このメガネの男性、Msの私の教え子です。

あれから10年近く経ち、今では私が教えられる立場です。(冗談ですが)

私は嬉しいです。MsのOB生が今先導的技術を持って木造業界で人に教える立場になっているわけですから。