みなさんこんにちは。
今週のエムズ日記は堀田が担当します。
今週からエムズに、インターンシップで山本くんが来てくれています。
エムズのインターンで恒例となっている「I邸」の軸組模型作成に挑戦。
髙田くんの指導のもと、無事に完成させることができました。
そして現在担当している新築物件でも、髙田くんに軸組模型を作成してもらっています。エムズが大切にしている真壁の住まいでは、構造がそのままインテリアとなるため、設計の早い段階で構造を固めることが不可欠です。
間取りが決まり基本図面ができると、次に行うのが展開図を用いた内部の検討です。
柱が壁に隠れる大壁の住宅とは異なり、真壁では柱や梁の配置が空間デザインに直結します。
模型と図面を通し、「ここの柱は見せた方ががいい。ここは見せない方がいいね。」などと文子さんとやり取りをしながら検討しています。
こちらは昨年の夏に宿泊させていただいた胡桃山荘(三澤康彦さん設計)です。
「Jパネルハウス」とも呼ばれており、柱梁の軸組と床・壁・天井は全てJパネルで構成され、構造体がそのまま内部のインテリアとなっています。
シンプルな架構で、軸組とJパネルの壁がそのまま見えてくる空間は、真壁のお手本のような住まいだと実感しました。
落ち着いたJパネル素地が、窓外の緑を美しく際立たせていますね!
こちらは先月、打ち合わせで使用させていただいた小林建設さんのモデルルームのコバケンラボ(文子さん設計)です。
大屋根の空間に柱、梁と壁のコントラストがハッキリとし、モダンな印象を受けます。
真壁だからといって全ての柱、梁を見せるわけではなく、「見せるところ、見せないところ」がデザインされています。
写真正面の上方に見える照明BOXの下部には実際は梁があるのですが、あえて壁で隠すことによって照明BOXがスッキリと見えています。
階段を登って2階から撮った写真です。
1階の壁が良く見える空間とは違い、屋根が広く見える空間となっています。
455mmのピッチで掛けられた垂木に迫力を感じます!
そして本棚の裏側はというと…
木の色を見せないように白く塗られています。
ここを白い壁にすることで、下から見たときに反対側の垂れ壁や他の白色の壁と関係を持ち
照明BOXが浮き立つように仕立てられています。
構造を見せたいところと、見せたくないところ、また、機能的に大壁にした方が良いところもある中で、それら(真壁と大壁)がぶつかるところのディティールが重要になってきます。
真壁の奥深さと楽しさを感じながら、図面を描き進めています。
「きれいな軸組をつくるのが真壁の基本」という文子さんの言葉を意識しながら、設計に取り組んで参ります。
堀田健斗



