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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2026.08.01

木造の詳細図の大切さ

エムズ日記をご覧のみなさまこんにちは。
毎日暑い日が続きますね!今週のエムズ日記は堀田が担当します。

今回は詳細図を描いている中で気づいたことを書いていきます。
エムズでは真壁の納まりを詳細図でしっかりと検討します。
設計の中でも特に建具周りは一番検討が必要になる部分だと日々感じております。
文子さんは設計の序盤の段階でもよく詳細なスケッチを描いてくれます。


左上のスケッチは、構造上耐力壁の必要な場所に建具をどう納めるのかを平面で検討しているものです。
耐力壁がある場所は、基本はアウトセットで建具を納めるのが基本ですが、
他との取り合いの関係上、柱の幅(120mm)の内側で建具を納めたい場合、詳細な検討が必要になります。


上の図面は梁下で床から2000mmのため、垂れ壁をつくらずに梁に建具のレールや溝を彫り込む場合の納まりです。
梁に溝の加工をする必要があり、上棟してからでは加工しにくいため、プレカットや大工さんに刻んでもらう前に図面に記載しとかなければいけません。

階高の高い住宅だと、建具は枠で後からなんとでも調整できるように思いますが、
真壁の場合で高さを抑えた設計だと建具高さが構造と直結するため、最初からしっかり考えておく必要があります。
梁そのものに鴨居の役割があり、余分な材料もいらない真壁の魅力を感じられる納まりですね。

文子さんは毎回の図面チェックの段階で詳細図を描いてくださるのですが、
設計の終盤になってくると枠詳細図という1/10のスケールで家全体の詳細な納まりをまとめた図面を作成します。

詳細な図面と展開図などを見比べながら納まりがあっているかを確認します。
なかなか大変な作業ですが、詳細図を描くのは楽しいです。

構造・仕上げ・建具、枠のすべてが集まってくる詳細図は、とても大切な図面に感じます。
文子さんのスケッチの意味を、図面を描きながら理解していくことが私にとって大きな学びとなっています。

堀田健斗