宿泊体験の感想~秋晴れの胡桃山荘~
昨日あたりから寒波の影響で大阪でも真冬並みの気温です。といっても昼間になれば暖かくなり、改めて太陽の力を実感しているところです。胡桃山荘のある長野では昼間も冷え込んでくる季節になってきましたが、「是非、薪ストーブを体験してみたい」という方々にとっては絶好の季節です。もちろん胡桃山荘の断熱性能を体感頂くこともできます。
神戸のWさんも薪ストーブの体験がメインで胡桃山荘に宿泊体験されました。Wさんより感想を頂きましたのでご紹介します。
(以下、文章・写真ともWさんから頂きました)
11月16日、気持ちのよい秋晴れの日、胡桃山荘に体験宿泊させていただきました。
2年前の夏、三澤先生に新居を設計して頂いている姉夫婦に便乗して一度宿泊させて頂きました。
今回はいよいよ私たちの家づくりの勉強のため、再度同じメンバーでお世話になることに。
薪ストーブ体験が今回の大きな目的です。
到着時刻は午後6時、室内に設置された温度計の棟温は4度と表示されていました。
そして室温は14度。断熱性能の高いことを実感しましたが、夜に向けて早速薪ストーブと向き合います。
木の切れ端に火を灯します。すると勢いよく燃えました。よく燃えたのを見計らった後、拳程の太さの薪を入れると順調に燃焼続けました。何度も火をつけることもなくよく燃えました。薪がしっかり乾燥してるからでしょうか?(薪置き場の薪は今年用、来年用ときちんと分けられていました) これなら私にもできそうです。
息子は薪ストーブがすっかり気に入った様子。割箸に刺したマシュマロをじっくりと焼き、大人たちに振る舞ってみたり、薪を追加したり、火の様子をじっと眺めたり。
外にある薪を取りにいくと辺りはすっかり暗闇です。
煙突の煙の様子をみると、かすかに煙らしきものが見える程度。臭いはあまり気になりません。
午後8時、棟温は1度。室温は18度。
夕食を楽しんだ頃、薪ストーブの様子は炎がゆらゆらとしています。見ているだけで落ち着きました。また、暖かさも優しい感じがします。自然と火の前に人が集まります。
棟温0度、室温19度。 薪を1本入れベットに入りました。
朝6時半、目覚めるとすっかり火は消えていましたが、夜中寒くて目が覚めるようなことはありませんでした。
息子と朝の散歩に出かけると四方の山々が紅葉していてとても綺麗でした。
外はとてもひんやりしていましたので、まだほんのりあたたかい部屋に戻ると薪ストーブの効果を体感できました。
1泊の旅はすぐに時間が過ぎました。
近所の大芝の湯に出かけ、地元の新蕎麦をいただき、紅葉湖までドライブしてから帰路につきました。
これから家づくりがはじまります。
胡桃山荘のように心地よい家になるといいなと思いました。
ありがとうございました。
妻より
周りの景色を大きな絵のようにみせてくれる木製建具、わいわいと皆で食事の支度ができるアイランド型キッチン、ひと足早く眠くなった息子がゴロンと横になることができるベンチクッション、どれをとっても「これいいねー」と思わず声が出てしまいました。
なかでもキッチンの隣に設置された家事室は、女性たちだけでなく、普段から料理と片づけに積極的に参加している?男性にも好評でした。
住まいづくりのヒントが散りばめられた胡桃山荘でのひとときに感謝いたします。
(以上、Wさんからの感想)
今回の宿泊体験が2度目のWさん、前回とは違った胡桃山荘を見て頂けたのではないでしょうか。Wさんの奥さんと六甲の家(2013年3月竣工:Ms日記はこちら)の奥さんはご姉妹です。六甲の家の横の敷地にW邸を計画中です。W邸は今後Ms日記でもご紹介していこうと思います。
スタッフ 平賀