宿泊体験の感想~秋晴れの胡桃山荘~
11月の中旬、胡桃山荘へお迎えしたのは元Ms建築設計事務所スタッフのNさんとHさん、Nさんのいとこ姉妹2人の4名。今までスタッフとして見てきた胡桃山荘を、違う立場から初めて見てみる胡桃山荘宿泊体験はどのような印象を受けたのでしょうか。
Hさんから頂いた感想、写真をご紹介いたします。
(以下、文章・写真ともHさんから頂きました)
元Ms建築設計事務所スタッフのNさんとHは数年ぶりの胡桃山荘。初めての胡桃山荘訪問となったNさんのいとこ姉妹2人を加えた4人での宿泊となりました。
金曜日のお仕事を終えてから大阪を出発し、胡桃山荘に着いたのは23時過ぎ。北沢建築の北澤さんから事前に連絡頂いていたものの。。。
胡桃山荘に入った途端に薪ストーブの暖かさと北澤さんの優しさが体に染みました!私たちが到着する少し前から薪ストーブに火入れして暖めてくださっていたのです。
北澤さん、ありがとうございました!!
寝る前に薪を二本追加して空気を絞って就寝。朝起きると外気温は1℃!とは思えない快適な室内温度でしばらく裸足で杉の床を満喫していました。針葉樹の床って本当に温かみがあるのです。再認識!
二日目のこの日は少し遠出をして霧ヶ峰高原へ。胡桃山荘から車で1時間半ほどで到着。
この日は奇跡的なお天気だったようで雲海の上に頭を出した富士山に始まり、360°パノラマビューを満喫することができました。山頂近くで念願のコーヒーブレイクを満喫し食材を買い込んで胡桃山荘へ。
関西から直接は少し行きづらいですが、胡桃山荘を拠点に信州の山をまた訪れたい!と思ったハイキングでした。三澤さん、また泊まらせてもらえますか?
朝の風景。胡桃山荘の西側の窓からは北沢建築さんの社屋(こちらは三澤文子さん設計)が見えます。その奥には朝日を浴びた山々が!まるで絵画のような風景が広がっています。この窓はプロファイルウィンドウ。気密性、断熱性の優れた木製片引きサッシで、木枠が絵画のフレームのよう。性能が担保されているからこそ、周りの風景も楽しめる、改めて感じました。
三日目の朝食は前日買い出ししていたちぢみほうれん草とたっぷりきのこ、シナノスィート、そして薪ストーブから取り出したピザで大満足(取り出しているのは私)。
朝食が広がるテーブルは胡桃の天板。胡桃山荘の中には様々な広葉樹が使われているのでそれを探すのも楽しみの一つです。
地のものを頂いたところで、出発前のお掃除タイム。胡桃山荘には掃除用具も一式揃っているので、4人分担を決めてスタート。薪ストーブの中に溜まっていた灰を外にだした後(もちろん水掛けも忘れずに!※ある程度の灰が残っていないとうまく火がつかなかったり、熾火の燃焼効率が悪くなります。)、掃除機と箒で床のお掃除です。杉の床は足触りが良い分、柔らかい材なので掃除機もソフトにかけます。いつもちゃちゃっと掛けてしまいがちですが、柔らかい杉を思いながら丁寧に優しくお掃除ができたと思います。
いつもこの気持ちを心がけようっと・・・
お掃除を終え、胡桃山荘にお別れ。最後の最後まで秋の伊那を満喫させてくれる胡桃山荘でした。
その後、胡桃山荘近くの地元の農産物が買える「あじ~な」に寄ってお土産を買ったり、この季節ならではの新そばに舌鼓をうったり、途中、馬籠宿の街並みを堪能しながら大阪へと帰りました。二泊三日でしたが実質2日間、胡桃山荘を、長野を満喫することができました。
初めてMs事務所の木造住宅に泊まったNさんのいとこ姉妹2人は、胡桃山荘の温かさに驚いてました。「暖房つけてないの?」と。
外気温1°の中、薪ストーブ1台で充分な温かさ。もちろん火をガンガン焚いても外に逃げていくばかりでは燃焼の無駄使いになってしまいますが、胡桃山荘にはその温度を守る断熱性と気密性が備わっているからこそ。いわば魔法瓶です。夏の伊那は涼しくて気持ちがいいですが、特に冬の胡桃山荘を体験すると“性能”を体で感じられる宿泊となりました。
北沢建築さん、三澤さん、宿泊担当中根さんありがとうございました!
(以上、Hさんからの感想)
元Ms建築設計事務所スタッフのHさんから胡桃山荘の心地良さを改めて教えていただいたように思います。そして胡桃山荘のような心地良い住まいをどんどん生み出していくこと、それらを住まい手へ伝達していくことが私たちの使命であるのかもしれません。
これからは薪ストーブが活躍する季節です。この季節は各週末の宿泊体験にお問い合わせ頂くことも増えてきますので、宿泊体験を検討されている方はお早めにお申し込みください。胡桃山荘のお問い合わせはこちらまで。
スタッフ 中根