宿泊体験の感想~5月中旬の胡桃山荘~
梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、皆さんお変わりございませんか?
さて本日は、5月中旬に胡桃山荘に宿泊されたKさんご家族からの感想と写真をご紹介します。
(以下、文章・写真ともKさんから頂きました)
5月19日から2泊3日で胡桃山荘へ宿泊させて頂きました。
我が家は1歳になる息子がおり、今は東京のコンクリート造のアパートで暮らしています。
木の家を見たこと訪れたこともありますし、実家ももちろん木造ですが、
今回の2泊3日は特別な体験だったなぁと思い返しています。
新緑が美しい季節、到着すると玄関先のコデマリたちが夕方の風の中、迎えてくれました。
私の心にとても残っているのは、
玄関を入って、息子を床におろしてやるとすぐに、うわーーーっと元気いっぱいハイハイしてそこら中を興味津々、動き回ったことです。
大きな窓硝子もそこから見える美しい木々も、肌触りのよい床も、ぐるぐるまわれる楽しい空間も、すべて彼にとって新しくワクワクするものでした。
小学校6年生になる姪っ子も、ぐるぐると家を見回し、自分の場所を見つけてデッキで本を読み始めました。
餃子をたくさん!!作ってみんなでキッチンのテーブルで食事しました。
アイランドキッチンを初めて使ったのですが、
無駄に動かずに料理からサーブまでできてとても楽でしたし、
何より作りながらも、皆の様子がわかり、話もでき、手伝ってほしい時はさっと皆が寄ってきてくれて、
いつもと同じものを作っているのに、とても美味しい気分でした。
夜は1階でみんなで雑魚寝しました。
家事室で義母が、ソファーベッドで夫が、床に布団を敷き私と息子が。
家事室は壁で区切られますが、丸い穴が空いていて繋がりを感じられます。
ソファーベッドと床では高さが変わるので、
互いの存在は感じて安心しながら、でも心地よく、ひとりひとり、眠れました。
夜になると、洗面スペースの扉がお月さまのようにまあるく抜いてあることに夫が気がつきました。
朝、嬉しそうにその話をしてくれました。
シンプルなお家の中に、隠れた遊び心のようなものを発見して、またひとつ居心地よくなるのでした。
朝はかっこうの声と共に気持ちよくはじまります。
夜にキッチンに立った時とは全然違う、窓からの新緑の木々と清々しい空と気持ちよい風に、これまたいつもと同じ朝ごはんがとっても美味しいのでした。
リビングの窓と洗面室の窓を開け放つと、わーっと家中に風が広がるのもとても気持ちよかったです。
私たち夫婦は、昨年、子を迎え、
家を建てたい!というより、建てなくては、建てた方がいいんだろうな、のような気持ちがあったのですが、
胡桃山荘での2泊3日を過ごした3日目の朝、
息子が眠り、夫婦でゆっくり朝ごはんを食べながら話していると、
「家をもつってなんか楽しそう」という話をお互いにしていました。
体験は大きいな、と知りました。
自分たちで手入れして大切に暮らしていけるこんな大きさで、こんな土地で、そこを耕し生きていけたらすごく楽しそうだと、今回の体験を通して、身をもって感じることができました。
これは私たち家族にとって、とても大きな一歩です。
それを頂けたことに、こうしてスペースを開いてくださったことに、感謝しています。
冬の寒い季節もきっと全然違うのだろうと思います。
ぜひまた体験してみたいなと思います。
今回は、想像していた以上のすばらしい体験を頂きありがとうございました。
ご家族で楽しくご利用いただいた様子が伝わってきました。建てる前に木の家を気兼ねなく体験して頂ける胡桃山荘は夏も、快適です。
木の住まいをお考えの皆さま、ぜひ一度胡桃山荘を訪れてみてください。
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Ms建築設計事務所スタッフ 新井