白鳥林工協業組合に行ってきました。
2月27日(月)に岐阜県郡上市の白鳥林工協業組合へ「長良スギパネル」の工場見学に行ってきました。2月下旬とはいえ、外気は寒く、郡上市ということもあり雪も積もっていることを予想しておりましたが、ほとんど積っていませんでした。
Ms+MSDの物件ではこちらで作成・販売しているこの「長良スギパネル」を用いて、本棚、机だけでなく、階段のササラ桁・踏板、袖壁、間仕切り壁等、多目的に渡って利用しています。
こちらが「長良スギパネル」の表面です。「長良スギパネル」とは、長良杉(長良川流域であること、長くて良い杉の両方の意味)と呼ばれる岐阜県産の杉の挽き板を幅継ぎしてパネル形成しているものです。
上記の機械は左からモルダー、接着、サンダ―となっており、これらの順でパネルを作成していきます。
こちらは、機械を通した後の様子(モルダー、接着、サンダ―)となります。なお、接着は最大4mまで可能の為、パネルの長さも要望にあわせて対応頂けるとのことでした。また、製品は傷がつかないように、梱包されストックとなるとのことです。パネルは長良スギ以外にヒノキ、カラマツ、ブナ、タモ等のパネルも作成しているとのことです。見学の際、カラマツの節の少ない材が入ってきているとの情報もいただきました。
工場を案内していただいた石ヶ谷さんです。看板は、もちろん「長良スギパネル」でつくられており、みなとモデル二酸化炭素固定認証制度の際に作成したものとのことです。
今回は、長良スギパネル以外にも製材の機械や各種材のストックも見学させていただきました。ストックのある工場がとてもきれいに木造のトラスを組んで大屋根を支えていることが確認できました。
最後に記念として白鳥林工協業組合のみなさんの集合写真を撮影いたしました。とても、誠実であたたかな方々が取り組まれていることが分かります。今回見学にご協力いただき、誠にありがとうございます。今後とも白鳥林工協業組合とMs+MSDは互いに協力していければと思っております。
スタッフ 小松崎