2013.06.05
梅雨の晴れ間の、建て方
先週末、4日にわたり神戸市Y邸の建て方が行われました。
例年よりも10日ほど早くの梅雨入り宣言直後のことで、天候が心配されましたが、
中2日は「晴れ男」に定評のある三澤康彦氏によってかよらずか、天気に恵まれた建て方となりました。
設計者である三澤氏は、晴天の青色エプロンを身に纏い、
工事が予定通りに進んでいるかの監理や、大工さんのサポート等、現場を鼓舞激励します。
Msの設計物件の建て方は、柱と柱の間にJパネル(乾燥させた杉板を繊維方向にくっつけ、三層構造にした杉パネルです。)を落としこみながら進めていくので、
柱梁だけでなく主要な壁や床も一緒に立ち上がります。
このことで2階の工事も、足元がしっかりして安全に進めることができます。
また、壁ができることで窓の位置やその眺め等、室内の様子が良くわかるようになります。
庭の緑と高台の景色がきれいですね!
すまい手であるYさんご夫婦も、
貼りたての2階床へ上がり周囲を眺めたり、内部を歩きスイッチや照明の位置を確認されました。
図面や模型でイメージしていたものが実際の大きさで建ったことで、より一層新居のイメージが膨らんだようで喜んでおられました。
無事に棟も上がり、屋根の下地も貼ることができました。
今週末はいよいよ上棟式です。
これまでの工事の無事を祝い、これからの工事の安全を祈ります。
気持ち良い晴れ間の中、式が行われますように。
スタッフ:山本