2015.07.01
私の大好きな長野県八島湿原です
ビーナスラインを北にゆくと日本グライダー発祥の地があり、少し北に足をのばすと標高1600Mのところになんと湿原があるのです。今から氷河期の終わる1万2000年前にできたのです。
今まで冬、秋と訪問しましたが、初夏は初めてです。ミツバツツジがまだ咲いていました。菖蒲(しょうぶ)も。一周4kmほどの高低差のほとんどないハイランドです。
6月末日の胡桃山荘は緑のエネルギーが凄いです。4月にはまだ雪が降ったりした時もあり、芽吹きを抑えられた草花が一斉に開きます。
竣工から4,5年経ちやっと廻りの風景の中に馴染み目立たない住まいになってきました。道端から見た風景も自然です。この自然感が大切です。
クルミも実をたわわに付け、アジサイ、キンシバイが梅雨の中で色づいています。近くの畑でコスモスを見つけました。
もう数十回と通っていますが、ここ伊那谷は素晴らしいです。水も空気も人間も、そして私好みの温泉も目立たなく謙虚に普通にあることの大切さを実感します。
岡谷市内のロマネットでのんびり天然温泉に浸かり、お昼は名物のうなぎをいただいて、至福のひとときでした。
三澤 康彦