フクマチヤ改修工事大詰めです。
今年8月末から改修工事を進めている「フクマチヤ」。
年明けのオープンに向けて、現場は活気に溢れています。
過去の記事はこちら↓
https://www.ms-a.com/2015/09/17/
事務所で仕事をしていると外からトントン、カンカン、良い音が聞こえてきます。
事務所から徒歩10秒。いつでも工事の様子を見ることができ、現場担当スタッフではありませんでしたが大工さんの仕事を近くで見ることができ、大変良い勉強になりました。
構造材の刻みから現在に至るまでの現場の様子をご紹介させていただきます。
ウッドベースさんの構造材、現場にて含水率を抜き打ち検査。ほとんどは20%以下で良く渇いていました。
梅本さんが墨差し・墨つぼ・差し金を使って墨付けをしています。
既存屋根のある現場内での刻み作業。ノミやノコギリ、カンナ等様々な道具と機械を巧みに使い、構造材が刻まれていく様子はとても楽しい光景です。
いよいよ構造補強。界壁部分の柱を補強するため、内側に新たな柱を建てています。
他の現場から大工さんが駆けつけ、皆で柱・梁を組み上げていきます。
2階床まで組み上がり、室内を構成する主なフレームが見えてきました。
内部の造作工事が進んでいます。本棚・机・キッチン等大工さんの仕事はたくさんです。
橘商店さんで名栗加工した栗八角柱は、岐阜県立森林文化アカデミーにて三澤が漆塗りをしています。
羽根建築工房 和田さん、梅本棟梁・Ms三澤康彦・日野(担当スタッフ)打合せの様子
1階床のタイル張 り。合板の上に接着剤を塗り、1枚ずつ調整しながら張っていきます
様々な職人さんが出入りする現場。
職人さんは毎日10:00と15:00に休憩を挟みます。休憩中は職人さん同士で進捗状況を報告したり、
次の段取りを考えたりと大事なミーティング時間にもなっています。
大工さんから加工方法や組立方等の話を聞く事ができたりと、
充実した現場見学もあと少しかと思うと少し寂しい気持ちになります。
新年からは新しい事務所にて一生懸命仕事に励みたいと思います。
現場の皆さま、残りの工事もよろしくお願い致します。
スタッフ佐治