しずおか木造園舎推進チーム + M-TADが始動しました!
4月27日、静岡市において、保育園などの施設建築を、「地域の木材と大工さんで建てる」新しい組織【しずおか木造園舎推進チーム】が発足しました!
M-TADとは?
英語では、Mass Timber Architecture Designの略で、「木造施設設計集団」が正式名称です
(しずおか木造園舎推進チームの、設計部門のコアメンバーで構成されています)
『発足の会』には、静岡県を中心に36名の皆さまに参加をいただきました。
写真は、保育学の研究者である、常葉大学の村上博文先生の講演の様子です。
「子どもたちにとってふさわしい生活環境とは?」
「環境が子どもたちの行動や健康にとって、どんな影響を与えているか?」
など、はじめて学ぶお話に、真剣な眼差しで聞き込んでいました。
ご参加いただいたメンバーは、実に多彩で、各方面のスペシャリストです。
後半は、こころ木造建築研究所さんに準備して頂いた、おいしい料理とお酒で、「保育と木造施設」をテーマに楽しい交流の時間を過ごしました。
志を同じくする”集団(メンバー)”であることもあり、終始、話題や笑顔が絶えない、楽しい会となりました。”防火・構造”を担当頂く、安井さん、佐藤さんは、「木造施設」をつくるには欠かせないスペシャリストです。
“温熱”では、OMソーラー環境設計ラボの皆さんからサポートを頂きます。
地元しずおかで活動されている木造施設協議会の加盟工務店の皆さんは、「現場」の目線で、大変心強いメッセージを寄せてくれました。
また、静岡県でJAS材を供給できるCOC大井川グループさん、しずおか木造塾の皆さんとも協力体制でプロジェクトに取り組みます。
加えて、50年以上、保育園の絵本から保育教材、遊具や園庭までも手掛けている「世界文化社販売」の皆さんや、木材の遊具をつくる地元メーカーの皆さまとも、業種の枠を超えて、チームを構築していきます。
最後に、「木造施設協議会」の代表理事である相羽健太郎さんからは、美しい映像と熱いエールを頂戴しました。
『しずおか木造園舎推進チーム + M-TAD』
健やかな子どもたちのために、
地域の木材や大工さんの手で、長く愛されるスタンダードな木造園舎を目指して。
いよいよ、本格スタートです。
Ms 上野耕市