福島区にあるShareOffice「フクマチヤ」でMOK道場が開催されました。
テーマは「茶室の設計」で講師には(株)梅田工務店/宗玄舎の梅田宗春さんにお越しいただきました。
MOK道場はMOKスクール生のための特別講義になります。
この道場の良さは少人数制であること!いつものスクールでは聴講100名程に対して講師1名となりますが、少人数で講義を行うことで、講師との距離も近くなり、興味のあることや、些細なことでも質問ができるとこも魅力です。
企画当初15名で募集させていただきましたが、応募人数が枠を超え、最終18名にご参加いただきました。
MOKスクールにはとても熱心な方が多く、会場は満席です。10月に入り外は肌寒さも感じましたが、会場は汗ばむぐらいの熱気です。
「茶室設計道場」は全3回あります。
1回目、茶道について
2回目、茶室見学(和心庵)
3回目、茶室のディテールについて
今回は第1回目の「茶道について」です。
茶道を知らなければ、お茶室は造れません。
「主役は招かれた客であって、お茶も花も、掛け軸、茶室もあくまで脇役であること。」
講義始めに梅田さんからお話があったこの言葉を頭に置いて、講義を聞かせていただきました。
茶事の流れ、茶道の道具、釜、掛け軸、そして歴史まで、茶道に触れたことのない私には新鮮な話がたくさんありました。
梅田さんの過去の作品の話を交えながら4時間あっという間にこれは、次回のお茶室までに予習と復習が大変です。茶道は奥深いと改めて感じました。
11月は実際に梅田さんが手がけられた「和心庵」へ見学に行かせていただきます。
とても楽しみです!次回は茶室見学会のご様子をお話しさせていただきたいと思います。
お楽しみに。
(スタッフ 久保)