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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2025.04.26

Ms40周年お祝いの会

桜の花びらが散り、若葉が芽を出しはじめました。
新しい季節の風を感じるころ、
先週の4/19(土)にエムズの創設40周年をお祝いする「40周年お祝いの会」が開催されました!

今週のエムズ日記は、堀田が担当します。
「40周年お祝いの会」は歴代のエムズスタッフが集合し、40周年をお祝いする会です。
エムズには総勢60名近くものOB・OGがいます。
今回のお祝いの会では現役スタッフを含め50名近くが参加しました。

エムズ2年目の僕は、名前だけ知っている方や、名前も知らない大先輩ばかりで、会場の雰囲気に圧倒されました。

まずは文子さんの挨拶からスタートします。
会場は事務所から近くの千里阪急ホテルです。
今回の40周年記念会を見届けるように、来年の3月で閉館が決まっています。
今回、はじめて中を見ることができましたが、雰囲気がとても素晴らしいホテルで、失くなってしまうのがもったいないです!

素敵なロビーで文子さんと中尾さんは看板のセッティングで打ち合わせをしています。
文子さんを筆頭に現役スタッフで協力し、会が素晴らしいものになるように準備をしました。

会場に設置されたメッセージボードは今回、参加できなかった方々のお祝いのメッセージが書かれたものです。建築だけではなく、さまざまな分野で活躍されています。
文子さんの挨拶が終わると、次はエムズの鈴木さんが挨拶を行います。

40年という年月と、鈴木さんの貫禄ある雰囲気が会の始まりにピッタリとマッチしていますね!
文子さんが作成された今回のタイムスケジュールには、
「なぜMsに鈴木さんがいるのかの説明」と書かれています(笑)
鈴木さんは59歳まで大手ハウスメーカーで働かれた後、住宅医スクールを受講し、一昨年からエムズへ非常勤スタッフとして入所されています。
「あの人は誰ですか?」とOB・OGから文子さんへ何度も質問されることがないように、鈴木さんから入所した経緯が説明されました。

鈴木さんの挨拶の後は、初代エムズスタッフの樋野さんの乾杯より、会がスタートしました。
今回のお祝いの会ではOB・OGの方々に登壇してもらい、一人一人話す機会が設けられました。

テーブルごとに登壇していただき、こちらは「い」のテーブルのみなさんです。
テーブルは「いろは」の「い」から「へ」まで名前が付けられ、この由来は図面の通り符号です!
入所した順番に「い」から「へ」までのテーブルに分けられています。

「い」時代には、エムズの定番のDボルトがまだ開発されていなかったそうです。
そこから康彦さん、文子さんが開発に注力され、Dボルト開発段階の金物が四角の時代など、試行錯誤を経て、今の丸い金物(ハンマーナット)になったそうです。

今、僕たちが当たり前に使うことができている金物やJパネルが、歴代のみなさんの努力や試行錯誤によって存在していると考えると感慨深いです。

過去に竣工した建物のメンテナンスを行う機会があり、昔の図面を引っ張り出してくると、図面の端には誰が描いたのか小さく名前が記載してあります。
名前しか知らなかった歴代のスタッフが、「あの物件はあの人が担当されていたのか」と知ることができてとても良い機会でした。
今後も図面を見たときに、今回お会いした先輩方の顔を思い出しながら仕事に取り組んでいこうと思いました。

エムズ40年を脈々と支えられてきた先輩方々が、今もエネルギッシュに仕事をされているのは、康彦さんと文子さんの情熱を受け取り、修業された影響なんだと、言葉やふるまいから感じられました。

そんな先輩方々の築いてこられたエムズで今、仕事ができていることに感謝をし、現役の僕たちはエムズとして次の社会に貢献できるよう努めていきたいと思います!

文子さんは「今回の40周年で最後の記念会となります」とおっしゃっていましたが、
乾杯の挨拶時に樋野さんは
「50周年も文子さんのパワフルなお仕事ぶりならいけるんじゃないですかね。」と一言。

いけると思います。

堀田