Loading...
わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2025.05.03

棚卸に行ってきました!

Ms日記をご覧の皆さま、こんにちは。今週のMs日記は小西が担当します。お昼の間は、暖かな日差しが降り注ぐ中にひんやりと少し冷たい風が吹き、思わず散歩したくなるような気持のいい季節になりました。朝晩は、まだまだ長袖が手放せず、肌寒く感じますが、皆様はいかががお過ごしでしょうか。

写真は、Ms千里事務所のお庭ですが、日を追うごとに新しい芽が吹き、青々としてきました。淡い青空のもとにまだ柔らかな黄緑色の新芽が陽を浴び、とてもきれいです。

さて、今週のMs日記では、先日行ってきた棚卸について書きたいと思います。

まずは、タモパネルの在庫枚数の確認から始めます。右手前のメモを取っているのは堀田さん、そして奥にいるのは4月に入社した高田さんです。Msで堅木といえば、一番よく使うのがこのタモという木です。このように積みあげて乾燥させながらおいて置くことで、乾燥などによってパネルが反ってしまうことを防いでいます。

場所を移動して、今度は生前に三澤さんが仕入れた木材の在庫の確認をしていきます。柱材から枠材、カウンターなどに使える板材など用途は多岐にわたる木材が大事に保管されています。そして今では、なかなか手に入りづらくなったチークやウォールナットもあります。これらの材は、各物件で大切に使われていきます。

写真は、柱材ですが、これも豊富にあります。柱材は栗が多く、八角に加工して独立柱として見せたり、扁平柱(断面が正方形ではなく長方形の柱)として真壁で、部屋のアクセントとして見せるときに使います。青文字でMsと書いてある材は大きいもので、270角程あります。私はそんなに幹の太い栗の木を見たことがないのですが、東北にはあるようで、いつか東北に栗の木を見に行ってみたいと、この大きな栗の柱材を見るたびに思います。

在庫の確認をしていると、何やら気になるものを持ってきてくださったのは、在庫管理においてとてもお世話になっている橘商店の橘さん。堀田さんも高田さんも興味津々です。

そして、「これ、看板にいいんじゃない」という橘さんの一言から、チョークで“臨時カフェ”と書き、少し休憩をとりました。白いチョークで書いたので、見えづらいのですが、確かに“臨時カフェ”と書いてあります。

この看板板となった材は、“臨時カフェ”のテーブルを支える台に使っている木を製材するときにできたものだそうで、台に使っている木と合わせながら説明をしてくださいました。

先週のMs日記を読んでくださった方は、見覚えのある看板板かと思いますが…

なんと、棚卸しに行った日の週末に開催された40周年記念パーティーの看板板となりました!週末にパーティーがあることを知っていた橘さんから、ぜひ記念パーティーの看板にとプレゼントしていただきました。事務所スタッフが手を加え、とても素敵な看板になりました。淡い栃の木の色と足元にある節もいいアクセントとなって、MsのOB・OGの皆さんを暖かく迎えることができました。

橘さん、どうもありがとうございました!

(小西)