I邸新築工事 地鎮祭
沖縄では、梅雨明けが発表されていますが、大阪はもう少し先ですね。
今回は、兵庫県で先月地鎮祭を迎えた物件の紹介です。
現場に着くと今回施工をしていただくコアー建築工房さんが準備をしてくれていました。
写真は、手水の儀(てみずのぎ)を準備してもらっているところです。
奥から順位に手水桶、零(こぼし/手水受)、拭紙、拭紙入の並びとなっています。
ここで、心身を清め、式を執り行っていきます。
今回、地鎮祭にきていただいたのは、富松神社の神主さんです。
なんでも、「御本殿は1636年に再建され、昭和43年に兵庫県重要文化財に指定されました」 とのこと。
祭壇前に行くと、なにやら凄く綺麗に盛られた砂が…!
誤って足で踏んでしまったら大変です。足元にも注意しながら着席します。この盛砂の正体は後ほど!
式が進んでいき…
神主さんの手から、紙がパラパラと舞っています。これは、切麻散米の儀(きりぬささんまいのぎ)といって、土地を祓い清める儀式です。
切麻は、麻もしくは紙を細かく切り、お米と混ぜたものを敷地の四方に撒いていきます。
地鎮の儀に移り、先ほどの盛砂の登場です。
まずMsの三澤(設計者)が鎌で刈り、
Iさん(お施主さん)が鍬を入れ、
コアーさん(施工者)が鋤を入れます。
この一連の作業の時、「エイ、エイ、エイ」と掛け声を出して盛砂を崩していきます。
そして、最後に鎮物を砂に鎮物を埋め、納めます。
昔は手つかずの土地を鎌で草を刈り、鍬で土を掘り起こして、鋤で土地を平らに均していました。
この儀式で神様に工事の開始を奉告します。
その後、玉串奉奠など行い、昇神の儀で神様にお帰りいただいたら、閉会です。
現在は現場も進み、8月の上棟に向け、気を引き締めて取り組んでいます!
またいつか報告のブログをUpしますので、それまで楽しみにしていただけたら幸いです。
Ms宮本