2014.01.20
神戸K邸 新築工事
計画を進めておりました神戸市K邸。
11月吉日に起工式を行いまいた。
敷地の南側にはお寺さんの庭があり、美しい借景が期待できます。
柱状改良のよる地盤改良では直径60センチ程の自然石がたくさん出てきました。
捨てるのも勿体ないので、庭石に使用する予定です。
K邸で使用する木材は和歌山県・紀州材を扱う伸栄木材さん。
昨年12月、木材検査と木配りを行ってきました。
木材検査では、柱・梁の含水率、梁のヤング係数を計測します。
150×300等大きな断面の木材もありましたが、問題なく乾いていました。
高温乾燥機で6日間かけて乾かしています。
木配りでは、設計者、大工さん、現場監督さんが一緒に柱・梁を見ながら、使用する場所を決めます。
木材検査や木配りは、綺麗で丈夫な木造空間をつくるためにも大事な工程ですが、
使用する構造材の性能・木肌等を自分の目で見て確かめる事ができるとても楽しい工程です。 大工さんに木の性質を教えていただいたり、大変充実した時間となりました。
プレカットのコウヨウさんと、接合部の打合せも行い、詳細の収まりを決めて行きます。
現場は基礎が打ちあがり、1月末~建て方を行う予定です。
K邸は木造3階建ての準耐火建築物。
150角の柱等、いつも使用する材料より断面が大きく、迫力があります。
綺麗で迫力あるこれらの木材が組み上がるのが楽しみです。
スタッフ佐治