宿泊体験の感想~〝地〟を楽しむ~
すっかり秋景色に染まる10月末の胡桃山荘にIさんがご友人3名と宿泊されました。若い方にも胡桃山荘を満喫していただけたようです。テレビがなくっても「豊かな暮らし」を体験して頂けたようです。ご友人のSさんから感想を頂きましたのでご紹介します。
(以下、Sさんから頂いた感想です)―――――――――――――
雪山でもなく、夏の避暑でもなく、初めて、信州を楽しむことを目的に信州に行く旅でした。
お昼に胡桃山荘に到着して、
水車屋さんでお蕎麦をいただいて、
産直市場で夜のお鍋の具を買って、
そのまま南下して米澤酒造さんで夜のお酒を買って、
蔵の見学をさせていただいて、
大芝の湯で体をほぐして、
家に帰って、薪ストーブを焚いて、お鍋の準備をして、
土鍋でご飯を仕掛けて、いただきますをしたらあっという間に
寝てしまって、次の日は爽快に目覚めて、
ラジオ体操をして、新そばを茹でていただいて、
お片付けをして、もみじ湖に行って景色を楽しんで、
奈良井を散策してすんきとうじを試してみて、
帰路につきました。
まず、伊那にある地のものを楽しむことがこんなに楽しいと思わなかったです。また、地のものをいただくことがこんなにおいしくて幸せと実感するとも思わなかったです。「山間の盆地」という環境ならではの、暮らし方・あり方に初めて触れることができた気がします。
胡桃山荘はものすごく使いやすくて、そして僕らで「こういう風に使ってやろう」と考えたときに良いイメージが生まれやすい素敵な演出がいっぱいのおうちでした。空間が一続きになっていたり、「こう動きたい」という動線に素直になっていたり、ストレスの感じないおうちでした。
各備品のメッセージカード他諸々から、「人が使っているよ」というメッセージを感じ取れて、「一緒に使わせていただく」という意識が強く芽生えました。「在るものを使わせていただいて、無いものは買うけど全部使わないから置いて帰って次の人に使ってもらう」という心地良いモノの助け合い・循環の関係が生まれていて、そこが仕組みとして気持ちよかったです。
それと、縁側舞台がええ感じで、ラジオ体操とかぼんやり眺めるとか気に入って使わせていただきました。
木をそのまま使われているおうちなので、そこは仕方ないかもしれませんが、角が多くてちょっと危ないというのは実感としてありました。
どうもありがとうございました。すごく豊かな気持ちになりました。
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色々なシーンで胡桃山荘を満喫して頂いたようです。「心地良いモノの助け合い・循環の関係」が胡桃山荘を舞台に生み出されていることを感じ取れる感想を頂き光栄です。これからも引き続き、〝皆さんの皆さんによる皆のための胡桃山荘〟であることを願っています。