寒暖差が激しい日が続きます。日差しのある暖かい日は、少し春の気配を感じるようになりました。
今回は、有限会社MOKの木材が保管されている倉庫を訪れました。
これから工事の始まる物件で使用する柱材の出庫をします。
スタッフ小西さんが担当する物件で、一緒に柱材を選びました。
小西さんは、倉庫初訪問。積み上がる木材の量に少しびっくりです。
木材を管理してくださっている橘さんに、事前にお知らせしていた柱材を出してもらいました。
250角から240角のクリとシュリザクラの材です。
仕上げ加工前の材なので、柱の反りや傷などの状態を見ます。そして必要な寸法が取れる柱材を選びます
写真はシュリザクラになります。中心の赤っぽい部分が赤身、周辺の白い部分が白太と呼ばれます。
赤身は白太よりも堅い部分です。腐りにくく、虫に食われにくい材です。
今回、シュリザクラ材を八角柱に加工します。白太部分を削り、美しい赤身の柱になる予定です。
仕上がりが楽しみです。
次にクリの柱材を選びました。
自然素材である木材は、周囲の湿度を調整する「調湿作用」があります。
この作用に伴う木の収縮・膨張によって起きるのが反りです。
写真の材も少し反りがでています。
反っている部分を削り、まっすぐな材になるよう加工します。
希望寸法の材が取れるか、測りながら選別します。
小西さん、橘さんにレクチャーしてもらっています。
木材選別は、木のことを色々知ることができ勉強になります。
出庫する柱が無事決まりました。
私たちは物件ごとに、MOK所有の木材から柱材などを選び使用しています。
実際に使用する木を自分たちの目でも見ながら、設計に取り組んでいます。
Msスタッフ濱田