Loading...
わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2023.02.25

MOKの木材倉庫に行きました。

寒暖差が激しい日が続きます。日差しのある暖かい日は、少し春の気配を感じるようになりました。
今回は、有限会社MOKの木材が保管されている倉庫を訪れました。
これから工事の始まる物件で使用する柱材の出庫をします。
スタッフ小西さんが担当する物件で、一緒に柱材を選びました。

MOK倉庫

小西さんは、倉庫初訪問。積み上がる木材の量に少しびっくりです。
木材を管理してくださっている橘さんに、事前にお知らせしていた柱材を出してもらいました。

柱材

250角から240角のクリとシュリザクラの材です。
仕上げ加工前の材なので、柱の反りや傷などの状態を見ます。そして必要な寸法が取れる柱材を選びます

シュリザクラ

写真はシュリザクラになります。中心の赤っぽい部分が赤身、周辺の白い部分が白太と呼ばれます。
赤身は白太よりも堅い部分です。腐りにくく、虫に食われにくい材です。
今回、シュリザクラ材を八角柱に加工します。白太部分を削り、美しい赤身の柱になる予定です。
仕上がりが楽しみです。

クリ柱

次にクリの柱材を選びました。
自然素材である木材は、周囲の湿度を調整する「調湿作用」があります。
この作用に伴う木の収縮・膨張によって起きるのが反りです。
写真の材も少し反りがでています。

寸法

反っている部分を削り、まっすぐな材になるよう加工します。
希望寸法の材が取れるか、測りながら選別します。

レクチャー

小西さん、橘さんにレクチャーしてもらっています。
木材選別は、木のことを色々知ることができ勉強になります。

決定した柱

出庫する柱が無事決まりました。
私たちは物件ごとに、MOK所有の木材から柱材などを選び使用しています。
実際に使用する木を自分たちの目でも見ながら、設計に取り組んでいます。

Msスタッフ濱田