みなさんこんにちは。今週のエムズ日記は堀田が担当します。
MOKスクール2025のリーフレットが完成しました!
今年も5月から始まります!
昨年から僕もMOKスクールの運営をお手伝いしており、参加される方と多くの出会いがある1年でした。
現在は、第1回目の講義に向け、参加者の応募をウェブサイトより始めています。興味がある方はぜひこちらからお申し込みください。
MOKスクールは講義だけにとどまらず、設計事務所、工務店、大工さん、材木屋さん、建材屋さん、公職員の方など、同じ建築業界でも立場の異なる方々が集まり、いろんな繋がりが生まれている場でもあります。
講義は全5回開催され、大工の回、設計事務所の回、工務店の回など各回はテーマをもって講義が行われます。それにプラスしてフィールドツアーとMOKクラブという、実際の林産地の見学会や、温熱や構造などのテーマに絞ったクラブ活動など、盛りだくさんな内容になっています。
MOKスクールの講義は以前のエムズ日記で紹介したので、今回はMOKクラブにスポットを当ててみたいと思います。
昨年開催されたMOKクラブは
①大工ワザクラブ 講師:木又誠次(木又工務店)
②真壁志向クラブ 講師:梅田宗春(梅田工務店)、三澤文子(エムズ建築設計事務所) ゲスト講師:下山聡(下山建築設計室)
③木構造クラブ 講師:伊藤吉朗(一級建築士事務所ビオス) ゲスト講師:西久保美和(石牧建築)
④木材こだわりクラブ 講師:橘明夫(橘商店)
⑤エコハウスクラブ 講師:辻充孝(岐阜森林文化アカデミー)
上記のラインナップで行われました。
①大工ワザクラブでは木又さんの大工加工場で行われ、大工さんが加工場でどのように仕事されているか、材料の選び方等を説明していただきました。
木の匂いが漂う加工場で手刻みで家を建てられている大工さんがどのように仕事されているか勉強になりました!
②真壁志向クラブでは、構造家の下山聡さんに実際に仕事をされた建物の構造をどのように考えられたかを説明してくださいました。
文子さんと下山さんの掛け合いの白熱したディスカッションはこの会場でしか見ることができません!
③木構造クラブでは伊藤吉郎さんの構造の講義と、西久保さんの実際に設計された建物を伊藤さんがどのように考えられたのかを説明していただきました。
こちらはオンラインと会場参加の両方を行っており、全3回の講義を今年は8,000円で受けられるとてもお値打ちなクラブ活動です!
④木材こだわりクラブは栗材を専門に扱う橘商店の橘さんによる材木屋さん、製材屋さんの見学会です。
建築関係者でも普段はなかなか見れない、栗やケヤキの原木を製材する様子を見学しました!
⑤エコハウスクラブは、岐阜森林アカデミー教授の辻充孝さんに講師に来ていただきました。大塚工務店さんのモデルハウスを会場に実際に気密測定をして、温熱環境を測るというものです。
辻先生に測定を実施していただく大変貴重な機会です。昨年のエコハウスクラブの活動はコチラから!
MOKスクールは講義だけではなく、全5回のクラブの活動も講義と同じぐらい有意義なものになっています。大工の仕事、真壁の建築、木構造、材料、製材方法、温熱環境、建築の実務で勉強になることばかりです!
MOKスクールに参加していただいている方でクラブにはあまり目を向けられていなかった方、今年はMOKクラブにも注目してください!
堀田