みなさん、こんにちは。非常勤＆リモートワークの村上です。文子さんが事務局長をつとめるMOKスクールは、2024年度のカリキュラムもできあがり、5月18日に第1回が開催されることになりました。
コロナ禍のあと、一般社団法人化され再開したMOKスクール2023では、会場の受付脇にブックショップを設け、多くの方にご利用いただきました。ブックショップは今年も引き続き開店しますので、今回のMs日記では書籍のご紹介をしようと思います。
販売する本の一部を並べて写真を撮りました。MOKスクール講師の著書（ここには2023年第5回の講師・小泉誠さんと小谷和也さん）、三澤康彦さん・三澤文子さんの著書、住宅建築や住むなど雑誌のバックナンバーです。
雑誌のバックナンバーは300円～1,000円ととてもお値打ちです！「デザインの良いものには時の流れは関係ないから」とか「自分の仕事が載っていて、追加購入したかった」と、何冊もご購入された方もいらっしゃいました。
住宅医としてメンテナンスを担当している私は、新築時の様子を知るためにバックナンバーを重宝しています。この「心地いい 木の家 傑作選」には、以前Ms日記でご紹介した、中古物件を購入したら三澤康彦さん設計だったというレアケース「引き継がれた木の家-N邸」が掲載されています。現在の住まい手さんにもお知らせして、とても喜んでいただきました。
2005年に発行されたこの雑誌には、康彦さんの、「本物の木の家」を限られた特別な人たちものにするのではなく、ごく普通の生活者にも手に届くものにしていくための取り組みについても特集されています。
「設計するのは楽しい作業ではあるが、私は実は木材を段取りするという、設計以上の楽しみを発見してしまったのである。」
それから「こんな楽しいことを他人にあげはしない。」と、日本各地を飛び回り、あげく「ちなみに私、趣味は丸太買いすることである。」という域に達してしまった康彦さん。それだけでなく、阪神淡路大震災をきっかけに、壁と床を強固なものにしたいと痛感し、Jパネルを開発した経緯も書かれています。この本の販売価格300円なのですがお値段以上すぎます！
Ms本としては、Msマニュアルでもある 最新版・最高の「木造」住宅をつくる方法 や、康彦さんの最後の本 「木の住まい」をデザインする も販売しています。書店で購入するより少しお値引きしていますし、文子さんから直接サインをもらえるように、私が責任もってご案内しますので、ぜひ会場でご購入ください！
それでは、今年もMOKスクール・ブックショップをよろしくお願いいたします。現地では気軽にお声掛けくださいね！
