2012.02.24
N邸:大阪府福島区の物件の地鎮祭を行いました。
去る2月20日、大安のこの日に福島区の新築物件の地鎮祭を行いました。福島区にもある私たちの事務所、MOK-SOHOのすぐ隣にある現場です。
地鎮祭の準備をお手伝いさせてもらいました。
お供え物は前日に用意をしていましたが、海のもの、旬の山のものをそろえたり、洗い米、塩、水、など、準備をしてみて初めてそれぞれのお供え物に意味があるんだなあと知ることができました。
そして地鎮祭が始まりました。住まい手さんご夫婦と娘さん、施工をしていただく羽根建築工房の2人、私たちMSDの三澤文子と私の7人が参加しました。
四方祓のです。土地の四方をお祓いし、清めていきます。
そして鍬(くわ)入式の様子です。
竹の枝を立てた盛土を中心に進んでいきます。まずは設計者の三澤が斎鎌(いみかま)で草刈の真似事を3回行います。次に住まい手さんが斎鍬(いみくわ)で鍬入れの仕草を3回行います。最後に、工務店の羽根社長が斎鋤(いみすき)で鋤を入れる真似を3回行います。
玉串を奉り、拝礼をしています。
最後に全員で写真の撮影をしました。天候にも恵まれ、地鎮祭は順調に終えることができました。
地鎮祭は、工事の無事を祈って行われますが、最近は行わない事も多くなっているとお聞きしました。Msの建物では必ずと言っていいくらい地鎮祭を行います。こういう儀式をすることで、今から住宅を建てるんだという意識を住まい手さん、工務店さん、そして私たちではっきりと共有できた気がします。
このあと、隣の事務所にて契約を交わし、この日が着工になりました。工事の進捗の様子は追ってMs日記にて紹介していきます。
スタッフ:日野