Loading...
わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2013.09.09

豊中のM邸上棟しました

お盆明けから少し秋らしい空気になり朝夕は心地よい気候ですね。さて、以前お伝えしていたM邸がお盆明けに建て方を行いましたのでご報告いたします。
M邸過去のMs日記
材料検査の様子
木配りの様子
施工はお馴染みコアー建築工房さん
。 構造材は和歌山の伸栄木材さん。 桧の柱に杉の梁、、、と時々クリなど。

週末から雨模様という天気予報だったため現場の大工さん一同となって、雲の動きをみながら建て方を進めていきます。M邸の隣地は空き地のため、 レッカー車や資材を置くことができ恵まれた現場です。都市部ではなかなかない環境です。建物の下半分がブルーシートで覆われているのは雨養生のためです。急に降ってきても問題ないよう、建て方の途中途中でできた箇所から養生していきながらの建て方でした。

DSC_4611 

1階の柱を立て、壁のJパネルを落とし込み、、、と現場は順調に進んでいきますが、Dボルトを取り付ける大工さんの背後には何とも不快な雲が迫っています(汗)

R0014099 

この下の写真のように雲一つない時間帯もありました。炎天下で作業する大工さんにとっては曇り空くらいがありがたいのですが、今回の雲ばかりは雨雲だったので作業の手元を見ながら、空を見ながらの建て方でした。といっても、雲ゆきに一喜一憂してられず、大工さんは黙々と作業を進めていきます。

DSC_4546 

さて、ここでM邸のプランを少し説明しましょう。M邸の特徴は2階に大きな書斎があることです。しかもその下階は駐車場になっていてスパンが飛んでいます(駐車場ですので柱があっては困ります)。住まい手のMさんは職業上膨大な書籍をお持ちで2階の大空間部分に書斎を設けることにしました。書斎を支える床は9寸(梁成270㎜)の梁が606㎜ピッチで架かっています。その下で梁成300㎜の梁で受けています。

R0014135

梁成300㎜の梁。息を合わせながら柱の枘と合わせていきます。

DSC_4542 

梁成300㎜の上に270㎜の梁が架かっていきます。材積もさることながら、見るからに頑丈な床梁ができました。
2階の床梁がかかるとJパネルを張っていきます。事前に必要寸法にカットされたJパネルがあっという間に足場に早変わりです。Jパネルの小口には構造材同様番付けがされており、どの場所に使うものが瞬時に分かります。

DSC_4517

Jパネルを定位置に置く大工さん、墨付けをして所定のピッチで釘を打つ大工さんに分かれて進んでいきます。

DSC_4588

1階はというとJパネルの天井が完成です。

DSC_4603 


M邸には桧の柱の他にクリやセンもあります。下の写真はセンの八角柱にクリの梁がかかっている様子です。吹抜けからの見上げも迫力があります。屋根のJパネルを張っている途中の写真です。

DSC_4727 

R0014168 

青空の下のクリの梁と杉の梁、そしてセンの大黒柱の共演は建て方の時にしか味わえません。
二日目の午前中には建物の全体のボリュームができてきました。最後にブルーシートで覆って2日間の建て方を終了しました。

DSC_4711 

DSC06079 

すっぽりブルーシートで囲われたM邸です。晴れていれば足場のない状態で建物全体を見ることができたのですが、大切な養生ですから仕方ありません。足場が取れて全貌が明らかになる竣工を楽しみにこれから現場通したいと思います。


雲とにらめっこしながらの建て方でしたが、無事上棟を迎えることができました。棟上げの翌日には上棟式を行い、隣家の住まい手さんのご実家に場所 を移しなおらいをご用意頂きました。

IMG_2758 

両家のご両親もお揃いでM邸の構造材についてのお話しで盛り上がりました。隣家が住まい手さんのご実家という ことで、工事中も様々なお気遣いを頂き大工さんも皆さん感謝しています。本当にありがとうございます。竣工までの現場状況、ご報告させていただきます。
Mさん上棟おめでとうございます!

(スタッフ:平賀)