鳥取のみどりのちから開催!
以前のMs日記で開催を告知しました「鳥取のみどりのちから」。
東日本大震災 の影響で開催延期となりましたが、今回は予定通り7月28日より開催となりました。
場所は東京新宿パークタワービルの1階です。
展示ギャラリー内には6m×6mの2階建て住宅モデルをつくっています。
Ms建築設計事務所はこのモデルの設計と展示スペース全体のコーディネートを行いました。
設営作業に与えられた時間は朝7時から夜11時の16時間。時間との戦いです。
設営作業のメインは田中工務店さんです。田中社長、野島監督、大工さんを中心に、有志の皆様にもお手伝いいただきモデルを作り上げました。
フロアに土台を敷くところから進めています。床、壁ともJパネル仕上げ。いつもの落とし込み工法です。1日での組立てを可能とするため今回も松坂のコウヨウさんに協力いただき、構造材のプレカット、Jパネルのカット、その他材料の加工などを全て事前に行っていました。
構造材、造作材は鳥取県智頭町のサカモトさんの智頭杉です。赤味の美しい杉をふんだんに使います。大黒柱は200年生の天然杉。八角で300㎜あります。棟木も八角で240㎜あり、かなりの重量です。クレーンなどは無いため、大工さん総出で手上げ。
工期短縮のため、階段やキッチンも事前にパーツを作成してありました。現場ではセットをするだけ。
事前にパネル化した外壁をセットし、吊りバルコニーを設置してほぼ完成です。
ほとんど休憩なしで15時間の作業。みなさん大変お疲れ様でした。
おかげさまで見ごたえのある展示スペースとなりました。
ビルの中に突然木の家が登場し、前を通る方々の注目を集めています。
展示スペース内には鳥取県産材を中心とした、木の家具や建材などの展示もあります。
8月10日まで開催していますので、みなさま是非ご来場下さい。
(スタッフ:田尻)