住宅医スクール名古屋に行ってきました
7月29日(金)に住宅医スクール名古屋に行ってきました。当日の講義内容は次の4講義で充実した内容となっております。
第1講義:MOK-MSD代表の三澤 文子氏による改修前の住宅における詳細調査について
第2講義:岐阜県立森林文化アカデミーの小原 勝彦先生による調査機器の構造計画編
第3講義:トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田 保之氏による木造の耐久性能と維持管理について
第4講義:㈱ツキデ工務店+羽根建築工房による工務店の改修取組みについて
こちらは第1講義の三澤 文子氏です。第1講義は「木の家リフォームを勉強する本」を教科書として用いて進められています。
この書籍は住宅をまるで人間ドックのようにくまなく「住宅医」に診断してもらうことからリフォームを始めることを提案しています。木の家にリフォームするメリットや具体的手法など、住まい手の疑問点を解消するための内容が挿絵や写真、図面とともに書かれていますので、リフォームについて勉強する指南書としてはとてもわかりやすいのではないでしょうか。
さらに左側のプロジェクターに映し出されているのは現在開催中の「鳥取のみどりのちから」です。
7月28日(木)~8月10日(水)まで新宿パークタワービルの1階にて開催しております。最終日、8月10日(水)14:00からJパネルコンペの公開審査・講評会が行われますので、是非ご来場ください。
左の写真は第2講義終了後の小原先生と受講生が調査機器についてお話しているところです。受講生にとっては初めて目にする調査機器も多いのではないでしょうか。
右の写真は第3講義の講師の豊田氏です。木造の耐久性能と維持管理について講義していただきました。
左から順に第4講義の講師の㈱ツキデ工務店の山崎 博司氏、羽根建築工房の塩尻 益生氏です。両名ともに工務店の改修事例を中心に講義していただきました。
講義前のMs建築設計事務所OBのWood AC 中島 昭之氏です。住宅医スクール名古屋スタッフとして来ております。さらにMs建築設計事務所OBということでは、第3講義講師:豊田氏及び第4講義講師:羽根建築工房の塩尻氏の両名ともにMsのOBです。
すでにご存知のかたもいらっしゃると思いますがMs+MSDの木の家つくりの極意が余すことなく詰まっている[最高の「木造」住宅を作る方法](通称:エムズ本)にも3名とも歴代スタッフとして記されております。是非、本書を手にとってMs+MSDの木の住まいつくりに共有していただければ幸いです。
次回の住宅医スクールは8月26日(金)に開催されますので、受講希望の方はぜひ住宅医ネットワーク事務局にお問い合わせください。
■住宅医ネットワーク(本部)事務局(NPO法人 WOOD AC内 担当:塩田)
〒501-3722 岐阜県美濃市常盤町2275番地1
TEL:0575-35-0259 FAX:0575-35-3599 メール info_at_hd-n.net (※)
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