2015.09.17
ふくまちや工事進捗状況
ふくまちや清祓い式
私、三澤康彦がここ大阪市福島区と縁ができてから約40年近い歳月が経ちます。美建設計事務所、石井修先生に入社を許されて、この界隈を知りました。
福泉寺の境内にあるMOK-SOHOは16年前に定期借地で建てました。そしてまたまたご縁がありMOK-SOHOから20M離れた所に借家を借り受け「ふくまちや」を建設・改装中です。町屋です。
すぐ近くに福島天神さんがあります。天神さんに清祓いをしていただきました。
明治40年代に建設された町屋。その構造体を活かしながらの改修・再生です。
長屋ですから東西に壁があり柱が立っています。普通はこの両側の壁をお隣と共有している状態ですが、幸いにも両側のおうちは既に建て替えられており、それぞれが自立する構造体を造っています。しかし100年経った土台・柱の補強が必要です。また基礎もレンガか敷石の上に土台が乗っかっているだけです。既存の両側の壁の内側に柱を新設し、新旧ダブルの壁ができます。
一階の床をはがします。このような状況です。スッポンポンです。
立派な土間コンクリートです。全面に敷き詰めます。
きれいに打ち終わった基礎コンクリート。仕事がやりやすいです。
今回はこの現場で刻みます。施工はおっと遅れました羽根建築工房です。福島界隈のMsの仕事を5~6件担当してくれています。
棟梁は梅本さん
手前の家が10年前に私が設計した住宅で、現場はその東隣です。一軒とんで向こうにMOK-SOHOがあります。
今回の構造体はMsでいつもお付き合いのあるウッドベースです。
奈良県の吉野材です。羽根建築工房、築出工務店等もよく利用されている、吉野の製材所の杉・桧です。
三澤康彦