豊中のK邸 薪ストーブ火入れ式
先週末、今年の5月末にお引渡しした豊中のK邸にお伺いしてきました。
今回の目的は薪ストーブの「火入れ式」。いみじくも11月8日の「立冬」に火入れ式を行ってきました!
<過去のMs日記>
・住つなぐ(1月9日投稿) ・屋根工事(2月7日投稿) ・竣工報告(6月26日投稿)
薪は数日前に監督の和田さんに運んでもらって準備万端です。住まい手のKさんのご要望で「是非火入れ式は三澤さんに!」とのことで火付け用の段ボールにミニ斧持参でK邸に取り込みました!「職務質問されないかとヒヤヒヤした(三澤 談)」とリュックの底の方から引っ張りだして早速着火です。
初めて使用する際にはしっかり換気を行いながら煙突からの煙を出し切ります。本格的な寒さにはなっていないので、薪をくべると少し汗ばむ陽気でしたが、やはり火入れ式らしく火を囲みながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
というのも、火入れ式と合わせてKさんご夫妻が「工事のお礼」ということで監督の和田さん、大工さん5名、Ms三澤と担当の私をご招待頂いたのです。途中からOMソーラーの中村さんも合流し、Kさんご夫妻と総勢11名!
シャンパンで乾杯し、白ワインに赤ワイン、奥様”Kさんご夫妻”の手料理と至れりつくせりの5時間はあっという間でした!ハムにきのこのソテー、野菜のマリネ、リゾット、パスタにコトレッタ、次から次へと手料理が運ばれてきて楽しい会話と美味しいお料理についつい飲みすぎ&食べ過ぎた人も多かったと思います。
追記:イタリアではパーティーで家の主人が得意の一品料理を作って振る舞うことが良くあるそうです。それにならってご主人も話題作りに、とつくられるようになったそうです。今回のリゾットと牛肉キノコマリネはご主人作だったそうです!「キッチンも広く、より使いやすくなり、最近は後片付けを手伝ってくれる様にもなりました!」と奥様から嬉しいメールも頂きました。片付けまでが料理、ですね。Kさんご夫妻並んでキッチンに立ってらっしゃる姿が印象的でした。
海外駐在経験のあるKさんは行き先々で記念にと集められてきた小物やお皿、グラスなど沢山紹介して頂きました。これまでのKさんの履歴がしっかりとご自宅の中に根付いています。(改修工事中に「これまでの履歴として」梁のしゃくりなどはあえて残しておきたい、とおっしゃったKさんの言葉を思い出していました)
そして最後にはイタリアの風習で食後酒にと勧められたのがグラッパ。聞けばアルコール度数40度ぐらいのきついお酒だそうで、イタリアの人たちは「これを最後に流さないと二日酔いする」と言って飲むそうです。20年ものの貴重なお酒を出してきて頂き、最後にみんなで乾杯してお開きとなりました。
引渡しをするとそのあとはメンテナンスなどでお伺いするだけのことが多いので、今回のようにゆっくりと住まい手さんや現場を担当して頂いた大工さんたちのお話しを聞ける貴重な時間をご準備頂けて感謝いたします。予想以上に太陽光発電の売電があった、夏場よりも10月の方が売電量が多かった、床下エアコンの具合、などなど実体験をお聞きできたので、今後の参考にしていきたいと思います。今回は改修工事でOM ソーラーを導入した(詳細は過去Ms日記)のでこれからの冬場の実測値が気になるところです。
これから本格的な寒さを迎えるにあたって、Kさんにも薪ストーブライフを満喫し、断熱性能を体感して頂けると思います!
もちろん冬場の温湿度計測も忘れずに。。。
スタッフ 平賀