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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2011.07.02

大山へ パン屋さんの増築計画

約5年前、Msは大山で店舗(パン屋)付き住宅を建てました(過去のMs日記参照)。

雄大な大山の風景の中に建つそのパン屋さん(コウボパン小さじいち)、天然酵母のパンが大変評判でして、人気のお店となっています。

他県からのお客さんも大変多いとのこと。せっかくなので大山の自然の中で食事もできるスペースを・・・ということで、カフェスペースの増築を計画しています。

このたび、計画の打合せに大山まで行ってきました。

大山を背景に、小さじいちの店主・西村さんと工事を施工する音田工務店さん。

竣工後5年経ったパン屋さんです。初夏は緑が生い茂り、とても気持ち良いです。シンプルなお店と緑が調和します。

外壁に貼っているのは赤味の杉板で塗装はしていません。時間とともに風雨にさらされて、自然にグレーに変色しています。

 

写真の右側が店舗、左側が住居部分です。薪ストーブが設置してありますので、冬に備えて薪がたくさん積んであります。今年の冬は鳥取県は豪雪でした。家の周りは2m近くも雪が積もり、なかなか外出もできなかったとのこと。さらに雪で停電した日も!そんな中でも、薪ストーブがあったおかげで暖かくすごせたというお話を聞きました。原発事故で自然エネルギーが注目される中、薪ストーブは最適な暖房器具の可能性があります。

 

店舗の前の空地に増築をする計画ですが、今の店舗からの眺望を妨げないこともテーマの一つです。これから夏にかけて工事を行う予定です。完成した姿はまた紹介します。

 

 

大山のパン屋さんから車で30分くらいのところにJパネルのレングスがあります。昨年秋に、米子木材市場でサワラの丸太を競り落としました。そのサワラを製材し、パン屋さんの増築工事に使用する予定です。検品も兼ねてサワラを置いているレングスに訪問しました。

 

製材したサワラです。4寸角に挽いたものは柱に使います。一部節はありますが、きれいな材料がとれました。原木は製材してみないとどんな材料が取れるか分からないですが、この材料を見て安心しました。40㎜厚に挽いたものは造作材に使用します。良いもの、イマイチなもの、様々な幅のものがあります。適材適所に使っていきます。

 

この春、レングスでは新たに木質バイオマスボイラーと木材乾燥庫を増設しています。

バイオマスボイラーではJパネルの製造過程で発生する木片を燃料とします。これまでは全て灯油が燃料でしたが、このバイオマスボイラーの導入により、灯油の消費量は半減します。Jパネルは生産にも自然エネルギーを活用し、さらに環境に優しい素材となりました。

 

 

新たに設置した乾燥庫。Jパネルの生産量は乾燥がネックになっていましたが、これにより生産量は従来の1.5倍となる予定です。

震災の影響で合板などの構造用面材が全国的に不足していました。その影響を受けてJパネルも需要に生産が追いついてない状態でしたが、7月からは50%UPの生産量です。これからもJパネル、どんどん使っていきます!