春風の家(神戸市)造園工事
春風の家の造園工事を行いました。
今回造園を依頼したのは、奈良県生駒市を拠点に活動されているプランタの清野陽介さんです。
なにやら清野さんと三澤が話し込んでいます。
建築工事はミリ単位の工事ですが、造園はまた別物です。計画案では分からない植栽の位置や高さなど、全体のバランスを見ながら整えていきます。
さて、4日間の施工期間を経て、造園工事を終えました。
今回最大の見せ場は屋上庭園!木造を得意とするエムズが、鉄筋コンクリート造との混構造にしたのはこれがあったからこそ。
こちらの屋上庭園は東側に位置するため、朝日が差し込み、朝から気持ちよいスタートが切れること間違いなしです。
これは決して自分たちだけのものではなく、町に開き、道行く人たちの目も楽しませてくれるものとなりました。
見返しの様子。床には御影石を使用しています。
当初案ではコンクリートタイルと植栽でおおらかに作りながらも、少しカチッとした印象を覗かせていたプランを提案していた清野さん。
住まい手Sさんとのやり取りの中で、『もう少し自然な雰囲気に』との要望から御影石に変更しました。建物から少し角度を振っているところが流石です。
高木のアオダモやジューンベリー、低木にはアジサイ、ラベンダー、ローズマリーなど様々な種類の植栽を植えています。屋上にあるなんて嘘のようですね。
和室に面する外部には、高めの木塀で囲まれたプライベート感のある小さい小さいお庭をつくっています。
紅葉越しの様子。住まい手Sさんが以前よりマンションのバルコニーで育てていたサクランボも清野さんにうまく使ってもらいました。細かな配慮が嬉しいです。
1週間後の7月22日(日)には、住まい手のご厚意で『MOKゼミ神戸』を開催させていただきます。
ご興味のある方はまだ若干の空きがありますので、ぜひご参加いただき、内外共に見所満載の『春風の家』を体験してみてはどうでしょうか。
スタッフ 中根