「文京区ウマハウス」着工しました。~地鎮祭と木材検査
5月吉日「文京区ウマハウス」地鎮祭。
いよいよ工事が始まります。
施工は持井工務店。千葉船橋の大工工務店さんです。
娘も高校生の頃は「東京ではマクドのことマックて言うんやて。変やわ。」などど言っていたのが、なんと東京に家を建てることになりました。
敷地はごくごくこじんまり。建物の位置を示すテープも、法的条件から導き出されたギリギリのラインになり、これ以上動かすことはできません。ここに3階建て準耐火構造のMs木の家をつくっていきます。
来年の2月竣工に向けて、晴れやかな一日となりました。
さて、その地鎮祭から2週間後の6月1日。東京こひなたハウスの木材のふるさと、静岡県の天竜にやってきました。
ここは天竜のフジイチさん。山の景色と、製材所の様子、そして「はたらく車」が沢山動いていて、ちびっ子はテンションが上がります。
燃えしろ設計により断面の大きい木材は、天竜の「秋葉山」に育った木を2017年の12月に伐採、1月に製材して桟積み乾燥させてきたもの。 それをJAS材とするために乾燥庫にいれ2週間。規定の含水率15%までになりました。
ちなみに秋葉山にある秋葉神社は火伏せの神さまとして有名で、火事の多かった江戸の町に、ご利益を願って築かれた「秋葉神社」を「秋葉さま」と呼び、現在の「秋葉原」の地名の由来になったそうです。
木材の強度(たわみにくさ)ヤング係数を計測します。これも全て規定以上の数値がでています。
今回フジイチの内山忠彦さんには、大変おせわになっています。
土地の手当てが出来た段階で、すぐに木材の相談がはじまりましたので、木材の天然乾燥にかかる時間を共有したことになります。
相談した時には、「すでに2年以上桟積み乾燥した材があります。」とのことだったので、秋葉山の木以外は4年以上の乾燥期間を経てきています。
「ここに使う梁になる材になります。」との説明に、木材の肌合いを吟味するちびっ子。
(そんな訳、無いですが・・・)
製材所は、ちびっ子にとって、アスレチックのフィールドのようなワクワクする場所のようです。
三澤文子