薪を求めて三十里
11月ももう終わりで、じりじりと年末が近づいてきました。
すっかり寒くなってきましたね。
Msでは毎年この時期になると薪ストーブをつけるのですが、その準備として薪材をなんとしてでも入手する必要があります。
Msが設計した現場が動いているときは、現場の端材を車に積み込んで持って帰ってきたりできますが、材木屋さんに端材をもらいに行ったりと東奔西走するときもあります。
今回は、Msでこれから工事が始まる物件の構造材を入れていただいている兵庫県のしそうの森の木さんから薪を大量に頂きました!
(写真はしそうの森の木さんのプレカット工場)
と、いうのもプレカット打合せと構造材の木材検査でお伺いしたのですが、そこで見つけたのは….
綺麗に積み上げられた薪たち。そして三澤と談笑するしそうの森の木 常務取締役の三渡保典(みわたり やすすけ)さん。
薪材をよく見ると全て均一のサイズに切り揃えられています。
三渡さん曰く、「30センチの長さにカットしてあり、長年燃焼効率的な観点から試行錯誤してきたが、この寸法が一番効率よく燃焼する」とのこと。
写真のこのひとかたまりで、ホームセンターなどで販売されているような薪の36本相当の熱量になるそうです。
プレカットの端材なので、含水率も抑えられていて、薪にうってつけですね。
しそうの森の木さんは、木材の供給からプレカット加工まで行っていたり、フローリング材やパネルの販売まで幅広く木材を取り扱っています。
これは….!と思い色々お話をお聞きしていると、しそうの森の木さんと縁のあった住まい手の方々にも販売していると聞いたので、ぜひMsにもと思い、ダメもとで聞いてみました。
すると、いいですよとの返事が…加えて後日Ms事務所まで届けに来てくれるとまで。(ありがとうございます….!!)
数日後…
三渡さんが兵庫県から軽トラックに木材を積んで大阪のMs事務所まで届けに来てくださいました。早速事務所に事前につくっておいた薪棚スペースに材を並べていきます。
三渡さんは三澤と別件の打合せをした後、この後講演会があるとのことで、そのまま軽トラックで兵庫県へと帰っていきました。お忙しい中にも関わらず、本当にありがとうございました。
薪も確保でき、うずうずし始めた我々スタッフは、後日ひとまず今年入社のスタッフ中尾くんの練習として、あくまでも薪ストーブを焚く練習として、焚きました。
薪ストーブの炎、癒されます….
薪ストーブの使い方を中尾君にも伝授しました。これで今年の冬も事務所内があったかいこと間違いなしです。
スタッフ宮本