吹田市の改修物件の現場からお送りします
こんにちは、スタッフ宮本です。
年が明けてバタバタしているうちに、気づいたら1月も終わりですね。日が経つのは早いです。
さて今回は、昨年に清祓式を行った物件の現場レポートです….!(清祓式の記事はこちら)
既に昨年末に上棟していますが、まずは昨年末の現場の土台が敷かれていっている様子から。
この物件は改修部分と増築部分があり、上の写真でいうと手前に見えるベタ基礎の部分が増築部分で、奥が改修部分になっています。
これは、構造材である柱と梁を設置が進んでいますね。この大きな梁は、梁のせいが390㎜あります。集成材ではなく、無垢材を使用しています。この空間には天井が張られてきますが、梁の下側が天井から顔を出し、化粧として見えてくるので、特に綺麗な面を下側に向けています。
私自身は設計者の立場ではありますが、図面を実際に形にしてくれるのは、職人さんたち。
家づくりでは、部材がたくさんありますが、高い精度で加工して正確に組み立てていく職人さんたちは本当に頼もしいです。いつもありがとうございます。
現場でそんなことを思っていたら、あっという間に構造体が組みあがっていきました。
そして年も変わり、2021年1月の現場の様子です。
毎週もしくは時折にでもMs日記を見てくださっている方、お気づきでしょうか…例の柱がいることを。
そうです…!あの柱です、気になる方はこちらの過去記事をどうぞ.…!
…というのも、写真手前にあるヒノキの柱のことです。
過去記事を見てもらえると経緯が細かく書かれていますが、この柱は住まい手さんの親戚で山守の方に山を案内してもらった際、そこで住まい手さんに木を選んでもらいその場で伐採してもらった、あの時の桧です。
とても表情が綺麗な材ですね。住み続けていくうちに、このが桧どのように経年変化していくのか今から楽しみです。
良くも悪くも材料の変化を楽しめるのが木材の醍醐味の一つですよね。
まだまだ現場は続いていきます。職人さんと設計者もそうですが、工事に関係する方々と技術を結集し、より良いもの、残したいと思っていただけるものを形にできたらと思います。
スタッフ宮本