胡桃山荘完成!
2012年が始まりました。
今年はどこも「あけましておめでとう」という言葉は少なかった年始です。
東北地方での災害は今も続いています。自然災害から人災に転じている今の現状。東北のためにもしっかり仕事をして日本を元気にしようという心構えが今正直な気持ちです。
昨年末、天竜川沿いの箕輪町にJパネル、鳥取県智頭町の構造材を使ったモデルハウスが完成しました。施工は㈱北沢建築さんにお願いしました。
寒い外の風景ですが5月になれば緑いっぱいの胡桃山荘です。
厳冬期の伊那地方です。私は12月の末日、大晦日を含めて2日泊まりましたが朝4時の気温が寒い時で-14℃まで下がりました。
昼間はだいたい1~2℃です。もちろん外気温ですよ!
信州では薪ストーブが日常です。大阪でももちろんたいていますがここの薪ストーブは少し大きめのものを入れています。
日中常に2~3本の薪を入れておけば室内は20~22℃くらいで安定しています。
驚いたのは夜中。夜9時頃にナラの薪2本を入れて空気をしぼっておけば、なんと朝起きて温度計を見ると17℃あります。
断熱性能がとてもとても良いのです。Q値なんといっても1.8ですから。
私の千里の家、朝2階から起きてくると温度計室内で10℃です。
外の南側からよく見えるオープンキッチンの居間です。LEDの照明器具もおしゃれです。
サカモトさんの赤白柾の階段板。極上物です。足ざわりがとてもいいです。
2階天井には構造材としてのサカモト200年杉。天然杉に近い杉赤節の立派な梁とそよ風の装置が似合っています。
2階にはアルフレックスのマレンコチェアー。私が35年前に購入したものです。ファブリックを張り替えて新品に生まれ変わりました。
1階からの薪ストーブの煙突もあって暖かい2階です。
お風呂は極めつけです。漆のサワラの板に桧の丸型の木風呂です。
近くに私の大好きな「ながたの湯」(天然温泉)があるのでまだ一度も入っていません。
もう少し待った方がいいかもしれません。かぶれるかも!(冗談です)
そして外はこの通り川のしぶきも氷になるような冬です。
春頃オープンの予定です。是非遊びにいらしてください。