冬の胡桃山荘
1月21日(土)
再び長野県箕輪町にある胡桃山荘に行って来ました。
一面の雪です。
この地は天竜川沿いの平地なのであまり雪は降りませんが、見ての通り一面白のキャンパスです。
周りの音も雪に吸収されたのか、とても静かなのです。
年末に来た時は最低気温で-10℃以下でしたが、今回のような雪の日は意外と暖かく、外気温で、-1~2℃です。
ホンマ製作所の鋳鉄製の薪ストーブです。
常に空気をしぼっておけば、一日に薪20本ぐらいでしょうか。
常に室温が20~22℃あります。
以前お伝えした三澤邸よりもだんぜん暖かいのです。
長野県は生花の出荷量が日本一です。
私は花が大好きで、週一度は事務所の花も入替ます。
チークのキッチン台、クルミの円形テーブル、赤のソファベッド、色合いの中で生花がとても美しいです。
外が雪でもこんなに室内が暖かいのかは、薪ストーブと太陽集熱の「そよかぜ」があることが大きいのですが、他にも理由があります。
北沢建築さんとも話していたのですが
住宅の断熱材と言えばほとんど100%がグラスウールでしょう。
普通の家で10万円もあれば、一般的には断熱材を入れたということになりますが、その程度ではMsでは許しません。
その6倍もの高性能のグレードのものを入れてあります。
エンデバーハウスのパーフェクトバリアとネオマフォームの組合せで、室外がマイナスでも室内がこの快適性なのです。
さらに、この高性能のプロファイルウインドウ(木製建具)です。
楽な操作で、開閉を行うことが出来、気密性能も十分です。
(アルミサッシに比べれば少し力が必要ですが。)
その夜は、私達と北澤さん、スタッフとで、鍋を囲み、工事中のエピソードなどを交えて大変盛り上がりました。
陶芸をされている糸井さんからいただいた鉢を加工して作った手洗い器も、クルミの一枚板の上にうまく納まりました。
糸井さんありがとう。
三澤