2012.02.28
構造材・材料検査を行いました~静岡県富士市 S邸
昨日から急に寒さが戻ってきました。大阪でも雪がチラリチラリと降っていました。
この寒さを最後に、春に向かってほしいと期待しております。
さて、静岡県富士市で計画中のS邸の、構造材の材料検査を行いました。
Sさんは、ご自身の山の木を使って、ご自宅の新築を計画中です。
Sさんの山から2010年10月に伐採した材です。
葉枯らし乾燥・製材を行い、検査を迎えた杉の梁です。
こちらは同じくSさんの山から搬出された桧の柱と土台です。
どの材も、天然乾燥材のつややかな木肌です。
準備整い、作業開始です。
Sさん、助っ人のNさん、製材所のKさんとMSDの共同作業で検査を進めます。
木材の含水率を測っているところです。
含水計で、1本あたり3箇所計って、記録していきます。
こちらは、材料強度(ヤング係数)の測定を行っています。
ハンマーで木口を叩き、測定器で震動を拾っています。
1本1本しっかりと検査を行い各材の特徴を把握します。負担の掛る梁には、強度の高い材を割り当てる等、今後の作業にとって、とても重要な検査です。
およそ2時間で作業が終了しました。
さすが富士市です。富士山のふもとの製材所からは美しい富士山が見えました。
美しい風景にほっと一息。。。
みなさん、お疲れ様でした。ご協力いただいた、Nさんありがとうございます。
(スタッフ/葉賀)