エムズ建築設計事務所

まもなく上棟式を迎える明石の現場です。どの現場も上棟時はわくわくしますが、今回の現場は「魚の棚」の市場がすぐ近くにあるのです！わくわくは増すばかりです。買い物好きの私はだまっていられません。

早速スチールボックス片手にいざ現場。。。の前に昼食ということで魚の棚に向かいます。少々写真の私ぶれていますが、それだけ足が軽いのです！

やはりタコです！明石と言えばタコ、たこ、蛸です。刺身に煮物、ご飯、あえ物など全てにタコが入っています。市場には蛸が凧のように干されている情景もあり、活気のある市場です。

さて、本題の現場はというと台風一過の青空のもと、大工さん７名で建て方を行いました。今回の構造材はお馴染みの鳥取県智頭のサカモトさん。サカモトさんからのバトンを受け取った棟梁が約１ヶ月かけて手刻みを行い、ついに先日建て方を迎えました。

敷地内にレッカー車(クレーンで構造材を持ちあげます)が入らないので敷地前に寄せて、大工さんを息を合わせて構造材を振り分けていきます。写真は1階柱が入った状況です。

壁、床のJパネルも納まり、建物のボリュームが見えて来ました。

S邸は1階の天井と２階の床をJパネルで仕上げる「一発仕上げ」の仕様なので、大工さんは２階床に上がる時には靴を履き替えています。

大工さん全員真新しい”上靴”に履き替えての作業です。このひと手間がありがたいです。

階段の吹抜け部分です。青空と垂木のツーショットはこの時しか撮れません。サカモトさんの赤身の構造材が青空に映えて見取れてしまいます。この後屋根のJパネルを留め付けて、、、

これで建物のボリュームが完成です。

黄色いのは工事中に傷つけないように養生しています。この養生を外す時は竣工の時ですが、それが今から待ち遠しいです。

(三澤)