住宅(改修)
中京・風の舎
RC造マンションに木の温もりを
マンションでは得られない風通しのよさを、間口いっぱいの玄関土間、建具の工夫、そして日本家屋に倣った続き間の構成によって実現。廊下はピアノのあるライブラリーになり、76㎡の限られた空間を無駄なく使いきっています。ベランダは正面のビルの目線が気になり、改修前は使われていませんでしたが、帆布のスクリーンをつけ、ヒノキのデッキをつくってアウトドアリビングに。漆を塗った厚さ30mmの杉板や杉の柱や差し鴨居は、戸建ての木の家のような印象を与えます。