非常勤 & リモートワークの村上です。お盆が過ぎ、だんだん日が短くなってきて秋の気配を感じるようになりましたが、日中はまだとても暑いので、みなさまご自愛ください。
7月7、 8日の2日間、池田市の松本耳鼻咽喉科クリニックの2階「まつくりすぺーす」で「ZOOの衣・植・住」を開催しました。 暑いなか多くのみなさまに足を運んでいただきまして、どうもありがとうございました。今回のMs日記はそのご報告といたします。
作品事例:松本耳鼻咽喉科クリニック
イベント名「ZOOの衣・植・住」の通り、日頃からMsで大変お世話になっているZOOの永田さんの家具を会場にちりばめ、その空間に、衣・植・住に関するものを展示する形をとりました。 永田さんのつくるさまざま形をした色とりどりの椅子は、白い壁と黒い床の、木の空間におさまる宝石のようでした。
元はグラフィックデザイナーだった永田さんは、レタリングやイラストもお手の物。三澤康彦さんも永田さんの字がお気に入りで、名刺には永田さんが書いた「三澤康彦」を使っていたほどです。
ZOOウェブサイト https://zoo-furniture.com/
ZOO Instagram クリニックの家具についての投稿 https://www.instagram.com/p/CxISwsZxt6e/?img_index=1
では、ここから衣・植・住についてご報告します。
まずは衣から。担当は 廣渡直樹さん。ANOTHER STANDARD のデザイナーです。廣渡さんがつくる服は形のデザインだけでなく、糸の開発(!)から手がけるだけあって、見た目の良さに加えて着心地も最高なのです。
ANOTHER STANDARD ウェブサイト https://another-standard.com/
ANOTHER STANDARD Instagram https://www.instagram.com/another_standard_/
写真は、自ら糸の説明ができるように真剣に廣渡さんのお話を聞く文子さん。衣類の内側にシルクが使われていると知り興味津々です。
会場にお越しいただいた竹原義二先生と素材について話す文子さん。
次は植。担当は 春音(syunonn)の八田明美さんです。長年Msの植物のお世話もしてくださっています。八田さんの「一輪の花や小さなお庭でもそこから森へと続く」という考えが、木のスペースによく合う植物やリースに表れています。先日も事務所の庭の剪定をしていただき、風が通りとても気持ちの良い夏の庭になりました。
春音 ウェブサイトhttps://www.syunonn.com/
ZOOの衣・食・住についての投稿 instagram https://www.instagram.com/p/C9H7ywIyIpF/?img_index=1
緑が入ると空気感が変わります。
センスの良いリースがいろいろとありました。
最後に住を。陶芸家の大野素子さんです。大野さんの作品はとても繊細。手びねりでものすごく手の込んだ作品もあり驚かされました。文子さんは含みのある笑い顔をしたうさぎが気になって、三澤家にお迎えしました。
大野さんのInstagram https://www.instagram.com/biggy.0731/
大野さんの作品は永田さんの家具と質感が似ていて、家具と共にそのままどこかのキッチンに収まりそうです。
三澤邸に迎えられたうさぎとリス
最後に住宅医広報コーナーです。今年の元日に起きた能登半島地震に心を痛めた文子さんが、耐震改修の必要性をもっとアピールすべし!とつくったコーナー、ここにはこの春アカデミーをご卒業された小島亜素佳さんの事例研究の一部を展示させていただきました。住宅医協会のウェブサイトにある事例を、住まい手の立場からわかりやすくQ&Aにまとめたもので、「最優秀発表賞」も受賞した密度の濃い内容です。小島さんのおかげで、何人もの方が立ち止まって質問をしてくださいました。
森林文化アカデミーの辻先生もイベント報告ブログを書いてくださいました!
この他にも、みんなで持ち寄った本を、立ち読みでなく、永田さんの椅子に座って読んでいただく100円ブックショップのコーナーも設けられました。気軽に購入できる小物も大人気で売り切れ続出。
クリニックの松本院長ご夫妻は「まつくりすぺーす」を、今後もみなさまにご利用いただき、愛される場所に育ってもらいたいと希望されています。
クリニックの待合室には永田さんの椅子が置かれていて、お気に入りの椅子に腰掛けるのを楽しみにされている患者さまもいらっしゃるそうです。とはいえ、永田さんの家具を体験しにクリニックに通うわけにはいかないので、永田さんの家具がおいてある、まつくりすぺーすでの次のイベントを楽しみにしていてくださいね。私も楽しみに待っています!
村上洋子