2016.06.17
尼崎市南塚口 T邸新築工事進捗
尼崎で進行中のT邸新築工事の工事進捗をご報告いたします。
阪神大震災後、尼崎の地に移り住んだ住まい手のご両親。
月日が経過し、家族を得た住まい手のTさんはその土地に新たに居を構え
住み継ぐことを決意されました。
1月23日、寒空のもと行われた地鎮祭の後、構造材の検品へ住まい手さんと
一緒に向かいました。
今回構造材を発注したのはMsお馴染みの伸栄木材
住まい手さんと製材所を繋ぎ、住まいのルーツに触れていただくことも木の家ならでは
一つ一つクリアしながら建てられていく建築のプロセスに触れていただくことで、
住まいに対する愛着や信頼が増していくのだと思います。
今回揃えていただいた材料の中でも屋根垂木に使用する芯去り材は特に見事でした。
その一本一本を大工棟梁と共に見ながら行う木配りも、もちろん行っています。
木配りを終えた構造材はプレカット工場で加工がおこなわれ、続いては建て方です。
3月11日、12日に行われた建て方は天候にも恵まれ、順調に進みました。
今回施工いただいているのは堺市のコアー建築工房。
Ms物件を何棟もお願いしていることもあり、大工さんは慣れた手つきで予定通り
2日目にして雨養生完了しました。
そんな大工さんたちの労を労い、後日上棟式を開いていただきました。
現場で直会を頂きながら、自己紹介と住まいへの思いを順番に語っていきます。
大工さんの人となりが垣間見え、和やかな会となりました。
現場は更に進んでいますが、次回更新時にご報告させていただきます。
スタッフ:戎野