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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2022.08.06

暑さに負けず、柱の出庫作業へ。

蝉の大合唱が毎日響くようになりました。最近、厳しい暑さが続きます。
今回は、京都の物件で使用する、柱材の出庫作業についてお伝えします。
物件担当のスタッフ中尾君と、Msの木材を保管している倉庫へ行きました。
橘商店の橘さんが、木材を管理してくださっていて、出庫作業をしていただきました。
フォークリフト
木材が、天井に届くほど、積み上げて保管されているので、
フォークリフトで必要な柱材を降ろしてもらいます。
橘さんが、巧みな運転で、サクサクと木材を運んでいきます。
出庫作業
橘さんとスタッフ中尾君が、どの柱材を使用するか、打ち合わせています。
実際に木材を見て、大きさ長さだけでなく、割れや、材の曲がりがひどくないかをチェックしていきます。
自然素材である木材は、調湿作用があります。
そのため周囲の湿度に応じて、収縮と膨張を繰り返し続けるのが木の特性です。
この特性によって木の反りや割れが引き起こされます。
 寸法
選定した写真の柱材は、この後八角に加工されます。橘さんが寸法を確認して、割れや反りを極力避けて、必要な寸法が取れるか見てくださっています。
柱2
加工しやすいよう、写真のように、加工寸法やカット部分を記入しています。
柱
今回は、2種類の柱材を選定しました。色味も違うので、加工され、美しくなった柱が住まいにどのような表情を見せてくれるのか今から楽しみです。
 
この日は30度を超える猛暑日でした。クーラーなどない倉庫作業は、数分で汗だくになります。
暑い中、橘さんには、出庫作業をしていただき、本当にありがとうございました。

Msスタッフ濱田