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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2023.06.17

現場からのお便り〜池田市のクリニック〜

Ms日記をご覧のみなさま、こんにちは。6月も半ばを過ぎ、梅雨の時期になりました。青空の見える日が少ないこの季節ですが、色とりどりに咲き始めた紫陽花たちが、街に彩りを添えてくれています。Ms事務所の紫陽花この紫陽花は、Ms事務所の庭に咲き始めた紫陽花です。雨露に濡れ、より一層青紫色がきれいに見えます。皆さんのお住まいの近くの紫陽花は、どんな色で咲き始めましたでしょうか。

足場のある現場

さて、今週のエムズ日記では建築中のクリニックの現場の様子をご紹介したいと思います。(過去記事はこちら)施工は、Msとは付き合いの長いコアー建築工房さんにお願いしています。クリニックの院長先生ご夫妻のお住まい(楓の家)も設計をMs建築設計事務所、施工をコアー建築工房さんに依頼をしていただいておりました。そして、大工棟梁もお住まいと同じく渡利さんが務めて下さっており、約10年前からの既知の仲で安心感が漂うなか工事は順調に進んでいます。

杉板張りの軒天

まず、ご紹介したいのはこの軒天です。クリニックの玄関となるポーチの天井には、赤みの杉板を使用しています。板と板の間に隙間ができないようにと、何週間も現場で乾燥させてから張ったため、隙間がほとんどなくとてもきれいにそして美しい仕上がりになりました。毎回、現場に行くとまずこの軒天を見上げてから中に入るのが習慣になってきました。

造作家具の工事

クリニックの中に入ると、造作家具の工事が進んでいます。これは、診察室の机を造っているところになります。現場で、院長先生と原寸大で形や大きさを決定しました。打ち合わせをして決めたことが、ひとつずつ形になっていくのが見える現場はとても楽しいです。

螺旋階段

 こちらは棟梁の渡利さんが、螺旋階段の施工をしているところです。この螺旋階段は、壁がアールになるところもあり、施工がとても難しいです。一段ずつ階段板の大きさを微妙な調整を繰り返しながら造ってくださいました。大工さんの手仕事に感動するばかりです。この螺旋階段も完成がとても楽しみなところの一つです。

外壁塗装の様子そしてこちらは、Msスタッフの中尾さんが外壁の杉板を塗装しているところです。何度も塗装の経験のある中尾さんの手際はとてもよく、半日ほどであっという間に塗装が完了しました。塗装をすることで、より耐候性に優れるためMsではいつも外壁板の塗装をしています。

足場のはずれた現場

外壁の仕上げ工事も終わり、つい先日足場が外れました!足場が外れたことで、しっかりと外観が見えるようになり、思わず感嘆の声が漏れました。ここから竣工まで約2ヶ月、気持ちを新たに精一杯よりよいクリニックとなるよう努めていきたいと思います!

以上、現場からのお便りでした!

 

Msスタッフ 小西