岐阜県に3年メンテナンスに行ってきました。
今からおよそ三年前に引き渡しをさせていただいた、岐阜県のヨセムネ帽子の家と養老のキリヅマ。このたび住まい手さんから連絡をいただき、二物件まとめて三年メンテナンスに行ってきました。
一年メンテナンスの様子:https://www.ms-a.com/1_1.html
ヨセムネ帽子の家 :http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=6
養老のキリヅマ :http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=5
まずは大垣にあるヨセムネ帽子の家。特にトラブルがあったわけではないですが、先日、雑誌”住む。”に掲載された写真を見たときに南面の板壁の塗装が落ちてきているのが気になり、こちらから再塗装をさせていただく事になりました。
塗装の準備をして早速作業を開始します。必要な場所はやすりで表面をこすり、再塗装をしていきます。この日は小春日和で作業前から少し暑いくらいです。
以前のMs日記を見ていただくとわかりますが、元は黒色に近い色だったのです。南面で日差しがダイレクトで当たることもあり、写真のようにほとんど木地の色まで戻ってしまっています。ただ、板自体は割れ・亀裂などの劣化は無く、健全な状態です。引き渡しの時にも説明をしていましたが、三年くらいで再塗装をすることできれいな板壁を保つことができます。
壁が黒くなることで、雰囲気が締まった気がします。本実板を張っているので実(サネ)の隙間を塗るのが大変でしたが、きれいに塗ることができました。
メンテナンスに来ているので、念のためデッキの床下空間の確認をしたり、ほかに困ったことなどがないかを確認して次の現場に移動します。
車で約10分。養老のキリヅマに到着です。今回はこちらの屋根の結露の相談があってメンテナンスに来ました。内部結露ではなく表面的なものでしたので即座に対応する必要がある問題ではないと判断しました。今後、生活の変化のタイミングに合わせて解決をしていく方針になりました。
中にも入らせていただきました。写真は壁ではなく、Jパネルの建具で、奥が収納になっています。こちらの思惑通り?建具が使われているのを見て、うれしくなりました。
(過去にMs日記で特徴的な建具について紹介させていただきました:https://www.ms-a.com/gt.html)
最後は隣接する母屋(高田の家)に入れていただいてお茶をいただき、最近の近況をお話ししました。
高田の家:http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=4
三年もあると、それぞれの状況が変わったり、変わらないことがあったり、話が盛り上がります。三年経っても暖かく迎え入れていただけることに感謝をしながら、今後も建物のメンテナンスを通じながらいいお付き合いを続けていきたいと思いました。
スタッフ:日野