フィンランドからの来客
今日はMsの千里の事務所に来客がありました。今年9月のMsのフィンランドへの研修旅行の際にお世話になった鷹野さんです。フィンランドではアールト大学を案内してくださいました。
大学での研究の調査の為に日本に一時的に戻ってきた鷹野さんは東京や岐阜県などで聞き取り調査を行い、本日京都での調査で日本での調査を終えて帰国されます。
その前に大阪のMs事務所に寄っていただき、事務所の見学をして昼食を一緒に食べることになりました。
昼食の準備の様子です。今日も三澤文子さんが中心になり料理をふるまいます。スタッフもお手伝いをして準備は万端です。
真ん中の男性が鷹野さんです。
初めてお会いするスタッフもいますので(私もです)自己紹介から始まり、フィンランドの気候の話、また肝心の建築業界のお話もしていただきました。自己紹介の特技の話は特に盛り上がり、スタッフ同士でも意外な一面を発見するとてもいい機会になりました。
今日の献立はなんとカニ鍋です。鳥取でJパネルを生産しているレングスさんからこれ以上ないほどのグッドタイミングで届いたカニです。とてもおいしかったです。またチキンのグリルや混ぜご飯も用意していて、食欲をそそり、料理はほとんどなくなりました。そしてコーヒーを飲んで落ち着いたところで京都の地球温暖化防止センターへ向かいます。
本日は温暖化防止センターの方、また研究テーマが今日のお話に近いということで参加をされました京都大学の院生の方、そして鷹野さんと私を入れて4人で温暖化防止センターの活動についてお話をしました。
写真は「カーボンフットプリント」というものの写真です。カーボンフットプリントとは炭素の足跡という意味ですが、この製品が、材料を調達してきてから廃棄されるときまでに消費する二酸化炭素の量のことだそうです。この写真の集成材は、3mの長さの材料ですが、木を切ってきてから最後に捨てられるまでに12.1kgの二酸化炭素が排出されます。(このラベルを貼った時点から計算法に少し変更があったため正確な数値ではないそうです。)
このように温暖化防止センターでは様々な指標を利用して、京都の木材のPRをしています。これは活動のほんの一部で、他にも個人や中小企業の省エネの相談を受けたり、多岐にわたる活動をしています。
写真の左が温暖化防止センターの方、右が京都大学の院生の方です。今日は珍しく机を若者4人で囲むことになりました(とは言っても平均年齢27歳くらいですが)。年齢が近いこともあり、小さいときに流行ったおもちゃの話が出たり、いつもとはちょっと感じの違う話し合いになりました。
同年代の人たちの知識・経験やそれぞれの活動に打ち込んでいる姿を見ると、自分ももっと頑張らねばと刺激を受けます。自分も負けないように三澤夫妻の下で早く一人前にならないといけない、と気を引き締め直しました。
スタッフ 日野