北杜市K邸、工事が始まっています。
今年4月より計画を進めていました山梨県北杜市K邸、
紅葉で山々が色づく11月上旬に無事着工しました。
K邸の施工は長野県の北沢建築さん。http://www.kita-ken.co.jp/
構造材は長野県の根羽村森林組合さんの材料です。 http://nebaforest.net/
地鎮祭の前日、住まい手さんと一緒に根羽村森林組合さんを訪問し、使用する構造材の確認や製材所の見学をしてきました。
いつもなら、含水率計で1本1本含水率を計測し、ウッディ君でヤング係数を計測しますが、
根羽村森林組合さんでは製材する際に、全ての材料をグレーディングマシンで含水率とヤング係数を計測しています。
長野県でJASSの認定を取得しているのは根羽村森林組合さんだけだそうです。
含水率20%を超える材、ヤング係数E70未満の材は自動的に除外されています。
丸太の皮むきや乾燥機等の見学だけではなく、実際に使用する材もその場で製材していただきました。
一部、ヤング係数指定の材はウッディ君を使用して計測しています。
無事に工事 が進み、良い住まいができあがることを祈ります。
さて時は変わり、地鎮祭から1か月経った先週の火曜日。
現場では鉄筋が大凡組み上がり、配筋検査を行います。
北沢建築さんの加工場では、棟梁や現場監督さん含め接合部の打合せと木配りを行います。
11月に見学した根羽村森林組合さんの材料。
節の様子や割れ等を見ながら、建物のどこに使用するかを1本1本決めていきます。
同じ根羽村産の材料でも節の様子は材によ
って随分異なります。
リビング等見せ場になる部分には綺麗な材料を選び、1本ずつ番号をつけていきます。
建て方は1月下旬予定です。
木配りした材料が、組み上がる姿が益々楽しみになりました。
スタッフ佐治