MOK道場とはMOKスクール生のための特別講義です。
1月からは「伏図・木拾い」をテーマとして全2回の講義を予定しており
1月17日(木)に第1回目を行いましたので、講義の様子をご紹介します。
講師はMs建築設計事務所の三澤文子です。
15名定員で募集させていただきましたが、応募人数が枠を超え、最終17名にご参加いただきました。
受講生には、設計事務所、工務店、大工、材木店など多岐の業種の方にお集まりいただけました。
講義では、なぜMsでは設計者自身が木拾いを行うようになったのか。
また、伏図を書く際に注意すべき箇所。架構へのこだわり方について解説しています。
上の写真は木拾いで、材長拾う際に気を付ける継手加工の話をしているところです。
継手の種類によって、また、手刻みの場合は棟梁の考え方によって継手の長さが変り、それにともない継手・仕口(接合部)をしっかり把握する必要があります。
では、実際に木拾いをしてみよう!
ということで、現在Msで手掛けている豊中のY邸を題材に木拾いを行いました。
伏図にマーカーなどで色分けをして材料を拾っいます。
2月の伏図・木拾い道場では、今回題材とした豊中のY邸の見学会と
Ms建築設計事務所で製材店・材木店のゲスト講師をお招きしてディスカッションを行います。
次回もお楽しみに。
スタッフ久保