梅雨も明け、蝉の声とともに真夏がやってきた日、吹田市S邸にて、塗装作業が行われました。
もうすぐ引き渡しの日を迎えるS邸。その前に、住まいの床や建具をMsスタッフで、塗装していきます。
塗料が床や壁などにつかないようしっかり養生して塗装を行います。
Msスタッフ中尾君が、シナフラッシュ戸を塗っています。塗料はコンクホワイトという白い塗料です。
これは、沢幸漆店さんに、独自に配合してもらっています。
塗るとほんのり白くなり、シナ合板の木目が映えます。コンクホワイトはムラができやすく、
コテバケで均等になるように塗ります。塗りの作業は、上下運動を繰り返すので、なかなか良い運動です。
しかしこの日は、最高気温30度!5分も作業すれば、汗だくになりました。
暑さに負けず、作業を進め、続々と建具が塗られていきます。
床や堅木は、大阪塗料のユーロオイルクリアで塗装しています。
ユーロオイルクリアは、自然塗料で、木に深く浸透し、
木の呼吸を妨げることなく木目を生かしたオイル調の仕上りになります。
撥水効果もあり、木を水や湿気から守ります。
上方の洗面スペースはオイルクリアを塗った部分です。下方はまだ塗られていません。
塗り立ては色が明らかに変わります。
塗ることによって、しっとりとした、オイル仕上げになるのがわかります。
キッチンの立派なケヤキのカウンターテーブルもオイルクリアーで塗っています。
水回りなので、念には念を入れて三回塗りをしています。
キッチンカウンター引出しのタモ材もクリアで塗っています。
料理などで、水がはねたりしたとき、水染みを防いでくれます。
この日は以前インターン生で来てくれた、小西さんが、塗装を手伝ってくれました。
初めてながら手際よく作業を進めてくれました。
塗装という仕上げの作業に関われることで、完成間近の住まいに直に触れることができる良い機会となっています。
Msスタッフ濱田